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あなたの街は何位? 「社長が住む街」最新ランキングが発表

IGNITE / 2015年5月11日 21時7分

あなたの街は何位? 「社長が住む街」最新ランキングが発表

将来住みたい街、誰もがひとつやふたつはあるだろう。

高級住宅地、豪邸街と呼ばれるアドレスは数多あるが、ブランド力や環境の良さ、利便性等々、その魅力は様々だ。

東京商工リサーチが全国267万社のデータベースから、2014年の「社長の住む街」ランキングを発表している。企業のトップに立つエグゼクティブたちは今、どんな街を選んでいるのだろうか。

■ランキングトップは東京都「港区赤坂」
町村ベースのランキングで1位に輝いたのは東京都「港区赤坂」の2,103人。再開発などでここ数年、注目を集めているが、住まう街としての赤坂の歴史は古い。

江戸時代、赤坂見附門が置かれたこともあり、大名や旗本の武家屋敷街、そして幕下藩士や町人たちの生活の場として街が発達した土地柄だ。明治時代には新政府の役人や公家が多く住み、近現代を通じてその時代をつくった人々が住んで来た街とも言える。

■都心回帰は続く
上記の港区赤坂以下、町村ベースランキングは下記のようになっている。

1位 東京都 港区赤坂
2位 東京都 渋谷区代々木
3位 東京都 新宿区西新宿
4位 東京都 港区南青山
5位 東京都 港区六本木
6位 東京都 港区高輪
7位 東京都 江東区大島
8位 東京都 新宿区新宿
9位 東京都 江東区亀戸
10位 東京都 港区三田

トップ10はすべて東京都。これは企業の数を考えると当然のことかもしれないが、興味深いのは都内においての「都心回帰」の流れが続いていることである。

以前は富裕層の住む街といえば「成城」「田園調布」といった、都心からは少々離れた閑静な住宅街のイメージが強かった。しかし昨今は「職住近接」「交通アクセス」などのポイントから、都心の街が人気となっているそうなのである。

例えば2位にランクインした渋谷区代々木は、近隣に明治神宮や各国大使館などが存在する環境の良さだけでなく、渋谷、新宿などの繁華街からもほど近く、まさに「便利な」高級地だ。

3位の西新宿もここ数年で超高層マンションが増え始め、ラグジュアリーな空気を纏い始めている。そして利便性は東京随一の土地であることは言うまでもない。

4位以下の南青山、六本木なども同様に、華やかさだけでなく利便性がピカイチだ。

また9位の江東区亀戸は、町工場や商店など中小企業の多い街であり、「職住近接」を重視する社長たちが多いことが感じられる。

トップ10の都心回帰ぶりからも、いまどきの社長たちが「高級住宅地」のステイタス感より、仕事に遊びに「使える」街を選んでいる傾向が見られるランキングとなった。

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