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国際評価に値する日本の美の感性を表象する作品たち。京都の名勝渉成園を舞台にアートフェアを開催

IGNITE / 2024年9月23日 19時0分

国際評価に値する日本の美の感性を表象する作品たち。京都の名勝渉成園を舞台にアートフェアを開催

artKYOTO 2024実行委員会は、10月31日(木)・11月2日(土)・11月3日(日)に、京都市にある国名勝・渉成園にてアートフェア「artKYOTO 2024」を開催する。

国際的に評価を受ける榎倉康二氏の平面作品、文化勲章作家である今井政之氏の陶芸作品など、古美術・工芸・近代美術・現代美術の珠玉の作品が16のギャラリー・美術商から出品される。

園内に点在する建物を巡りながら日本の美を体感

「artKYOTO 2024」は、渉成園に点在する建物を巡りながら、歴史的・国際的評価に値する日本の美の感性を手に入れることができるチャンスだ。

滴翠軒ではジャンルが異なる3つのギャラリーが共創

古美術 柳、ギャラリー志、KANEGAE・KOGEI Nextは、滴翠軒で空間を共創。時代もジャンルも大きく異なる作品を取り扱う3つのギャラリーが、日本の美意識を次の世代に繋げることを使命に作品を選定する。

KANEGAE・KOGEI Nextは、凛と張り詰めた緊張感を持つ薄いガラスが、空間と柔らかに調和する作品が特徴的な田中里姫氏を含む3作家の作品を出品する。

閬風亭では工芸・近現代美術の作品を展示

閬風亭では、工芸と近現代美術の作品を中心に展示する。近代陶芸の巨匠と現代工芸作家を扱うしぶや黒田陶苑では、乾漆・卵殻・螺鈿・蒔絵などを素材にする時田早苗氏など、現代工芸作家の作品を中心に展示を行う。

hatonomori art から出品する綿布にアクリル・廃油を滲ませた榎倉康二氏の作品や、メグミオギタギャラリーが出品する浅野弥衛氏の絵画、RED AND BLUE GALLERYの味岡伸太郎氏の絵画と立体作品など、日本の文化風土から生まれた異なるアプローチの抽象作品も数多く出品する。

Ritsuki Fujisaki Galleryからは、ブラッドフォード・ケスラー氏、Taka Kono氏、山本和真氏など、新進気鋭の作家の作品を紹介する。

また、代笠席・蘆庵では、それぞれ一つのギャラリーが建物を生かしたインスタレーションを実施。

代笠席ではArtglorieux GALLERY OF TOKYOが、面象嵌の第一人者で文化勲章作家の今井政之氏・今井眞正氏・今井完眞氏の3代に渡る陶芸作品の展示と、西陣の伝統的な金属箔の技術を用いた裕人礫翔の展示という2つの企画を催す。

蘆庵では、アニミズムと空間をコンセプトとするWa.galleryが、ハタノワタル氏の和紙・土・顔料などが幾層にも重ねられた平面作品や、藤井桃子氏の原材料の生産から制作まで一貫して行うしめ縄の作品などをプレゼンテーションする。

閬風亭大玄関では京都市特別企画を開催

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