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足元を個性的に演出。日本の伝統技法・友禅の技が息づく「足袋シューズ」

IGNITE / 2024年9月26日 22時0分

足元を個性的に演出。日本の伝統技法・友禅の技が息づく「足袋シューズ」

東京・浅草で革靴の企画や販売を行うワザビ社が、東京友禅職人グループ「そめもよう」とコラボ。応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」に、メンズ向けの「足袋シューズ」が登場した。

デザインは「ヤタガラス」「北斎~波~」「江戸美人とソメイヨシノ」の3種類。通常価格は49,500円だが、Makuakeでは34,650円〜の特別価格で販売する。

友禅柄を足袋シューズに落とし込む

友禅とは、職人が絹に一点一点図案を描き、染め上げる伝統技法のこと。

独自の味わいで古くから愛される友禅だが、実はいま、友禅業界自体は厳しい状況に直面している。近年の生活様式の変化に伴い、人々が着物を着る機会は減少。市場規模は1980年代の1兆8,000億円から、2,700億円にまで大幅に落ち込んだ。後継者不足や原材料の高騰といった問題もあり、今や友禅の存続すらも危ぶまれている。

そんな友禅業界を盛り上げるべく、2人の女性職人がワザビ社とコラボレーション。オリジナルの友禅柄をデザインに落とし込んだ足袋シューズを開発した。

柄は全部で3種類。海外でも認知度の高いヤタガラスや、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」など、日本を象徴するモチーフを取り入れている。また、江戸時代の浮世絵と桜を組み合わせた「江戸美人とソメイヨシノ」もラインナップに加え、伝統的な美しさと現代的な感覚を融合させた。

足袋型の形状だから抜群に歩きやすい

足袋の特徴を取り入れた「足袋シューズ」についても紹介したい。

ワザビ社の足袋シューズは、モンゴル産の厚みのあるラム革を使用。特に今回のシューズにおいては、ふっくらとした弾力とゴムのような反発力がある最高ランクのラム革「プリン」を贅沢に使用し、T.M.Y’s/LEATHER LAB TOKYOプロデュースによるプリントレザーを施して美しい色合いを持たせている。

ライニングをあえてなくすことで通気性やホールド感を追求。つま先部分は足袋のように割れているので、蹴り出すときに指先に力を入れやすい。靴自体の軽さにもこだわり、ソールの材料には発泡EVAを採用。適度なクッション性と屈曲性があるため、疲れずに長時間履いていられる。

友禅の伝統が息づく「足袋シューズ」。新しいファッションアイテムとして、国内外から人気を集めそうな予感だ。

Makuake販売ページ:https://www.makuake.com/project/suutasuuta/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000118839.html

(IKKI)

※価格は全て税込

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