ライブペイント&妖怪風似顔絵も!奈良で書籍『POP YOKAI 現代百鬼夜行』出版記念フェアを開催
IGNITE / 2024年10月2日 19時0分
香川県小豆島にある「妖怪美術館」は、日本で唯一、現代の妖怪アートと出会える場所。国内だけでなく海外でも、ポップカルチャーのアイコンとして人気が高まっている「妖怪」の世界観を伝える一冊を同館が監修した書籍『POP YOKAI 現代百鬼夜行 Contemporary Character Art of Japan』が刊行。その出版記念フェアを奈良蔦屋書店にて、10月20日(日)まで開催中だ。
同時に館長で妖怪画家の柳生忠平氏の作品、美術館オリジナルグッズを販売。10月6日(日)には柳生氏のライブペイントも開催する。
900体を越える妖怪の造形作品を展示する美術館妖怪美術館は、香川県・小豆島の「迷路のまち」で、900体をこえる妖怪造形作品を展示する美術館。まちの中に点在する4つの古民家をスマホガイドアプリを使いながらめぐる。妖怪の起源から現代の妖怪まで「妖怪造形大賞」に応募された800体を超える作品を展示・保管する。
館長は1976年、香川県小豆島生まれの妖怪画家・柳生忠平氏。2005年絵描鬼宣言をして、魑魅魍魎を生み出す妖怪製造裝置というものを中心に制作活動中だ。
東京・京都をはじめ、上海・台湾・フランスなど世界で個展・グループ展を開催。人と対話しながらその内面を描画する「妖怪似顔絵」も人気を博している。妖怪造形作品のコンテスト「妖怪造形大賞」の審査委員も務め、6年前に「妖怪美術館」の館長に就任した。
多彩なイベントが魅力の『POP YOKAI 現代百鬼夜行』フェア「妖怪美術館」を紙上に再現した『POP YOKAI 現代百鬼夜行 Contemporary Character Art of Japan』は、妖怪の語りに導かれながらその起源や歴史を知り、オリジナリティあふれる妖怪の造形を楽しみ、現代人が今、何に想いを寄せているのかを探る妖怪本だ。
同書は、日本語・英語表記のバイリンガル版で、日本人初の妖怪博士・香川雅信氏による監修、柳生忠平氏による描き下ろしの作品の他、香川県ゆかりの伝承の紹介など豊富な内容の書籍だ。
奈良蔦屋書店での出版記念フェアでは、同書を中心に柳生氏の作品を展示・販売。また、妖怪美術館オリジナルグッズの販売も行う。
10月6日(日)には、柳生氏が在廊しフェア会場にてライブペイントのパフォーマンスと、妖怪風似顔絵を実施する。
ただし、妖怪風似顔絵イベントは、事前に奈良蔦屋書店への電話予約が必要なので注意しよう。参加費は3,000円で、当日会場での支払いとなる。
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