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上海博物館所蔵の国宝級の名品が大阪市立東洋陶磁美術館に集結!稀少な芸術品に触れる特別展が開催

IGNITE / 2024年10月4日 16時0分

上海博物館所蔵の国宝級の名品が大阪市立東洋陶磁美術館に集結!稀少な芸術品に触れる特別展が開催

大阪市立東洋陶磁美術館にて、10月19日(土)から上海博物館との共催による特別展「中国陶磁・至宝の競艶―上海博物館×大阪市立東洋陶磁美術館」が開催される。

今回の展示は、大阪市と上海市が友好都市提携を結んで50周年を迎えることを記念して行われるもので、上海博物館が保管する中国陶磁の名品50点が出品される。この機会に、通常は見られない希少なアートを楽しんでほしい。

「国家一級文物」の陶磁10点を会場で披露

今回、大阪市立東洋陶磁美術館で開催される特別展には、中国の歴史を彩る多彩な陶磁器が登場。出品作品50点のうち、22点は日本初公開。さらに、中国において最高ランクとされる「国家一級文物」の陶磁10点も披露される。

例えば、清時代の康熙年間に制作された国会一級文物の「蘋果緑釉印盒(ひんかりょくゆういんごう)」は海外初出品の品。

蘋果緑釉印盒、清時代・康熙(1662-1722)/景徳鎮窯

康熙朝の宮廷専用磁器のなかでも、鮮やかな紅色を纏う「豇豆紅(こうとうこう)釉」は特に希少とされてきた。そんな豇豆紅釉が窯変によって淡いアップルグリーンの「蘋果緑釉」になった本作も、極めて珍しい作品と言えるだろう。

唐時代から清時代までの陶磁が集結

陶磁が作られた時代も、唐時代から清時代まで幅広い。

特に、明時代中期にあたる「正統」「景泰」「天順」の3つの年代(1436-1464)は、陶磁の研究において“空白期”とされてきたが、近年の学術研究により再評価され、作品の価値が見直されている。

今回の展示では、上海博物館と大阪市立東洋陶磁美術館の所蔵品を合わせて、この“空白期”の磁器14点を一堂に公開し、その謎に迫る。

青花紅彩波涛瑞獣文碗(せいかこうさいはとうずいじゅうもんわん)、明時代・正統~天順(1436-1464)/景徳鎮窯

その他、唐時代の女俑、定窯白磁、木葉天目、磁州窯、哥窯、汝窯、南宋官窯、明時代の宮廷専用の御用磁器が一つの空間に織りなす展示は見ごたえ十分。

大阪市立東洋陶磁美術館と上海博物館が織りなす競艶を堪能したい。

大阪市・上海市友好都市提携50周年記念
特別展「中国陶磁・至宝の競艶―上海博物館×大阪市立東洋陶磁美術館」
会期:10月19日(土)~2025年3月30日(日)
開館時間:9時30分〜17時(入館は16時30分まで)
会場:大阪市立東洋陶磁美術館
所在地:大阪府大阪市北区中之島1-1-26(大阪市中央公会堂東側)
入館料:一般1,800円 他
詳細ページ:https://www.moco.or.jp/exhibition/upcoming/?e=607
※月曜日、11月5日(火)、12月28日(土)〜1月4日(土)、1月14日(火)、2月25日(火)は休館
※11月4日(月)、1月13日(月)、2月24日(月)は開館
※12月20日(金)、21日(土)は19時まで開館(入館は18時30分まで)

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000135074.html

(IKKI)

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