昔のマガジンラックが復刻!伊勢丹新宿店と企画した「マルニ木工」のリノベーション家具
IGNITE / 2024年10月15日 21時30分
広島で創業した木工家具メーカー「マルニ木工」は、「伊勢丹新宿店」とともに家具再生の新しいかたちを提案する企画「RE-INNOVATION」の第三弾となるポップアップイベントを開催する。
開催期間は、10月16日(水)から22日(火)まで。
今回は、現代の暮らしにも合う、使い勝手の良いマガジンラックが復刻した。
現代の暮らしと感覚に沿う普遍的なデザインの家具1928年に創業した広島の「マルニ木工」は、国内外より注目を集めるプロダクトデザイナーの深澤直人氏、ジャスパー・モリソン氏、セシリエ・マンツ氏との協働による「MARUNI COLLECTION」をはじめ、時代ごとに数々の名コレクションを発表してきた。
新たな価値を持ったリノベーション家具同社は単に古いものを元の姿へと戻すだけでなく、ユーザー自身の感性をフルに活かしたアレンジやカスタマイズを加え、新たな価値、存在へと変化させることができるのではないかと考え、リノベーション家具の展開をスタートした。
その良さを知ってもらおうと、「伊勢丹新宿店」との共同企画としてポップアップイベントを開催。
第三弾となる、今回の「RE-INNOVATION Vol.3 No.544 Magazine rack supervised by Takayuki Fujii」は、ファッションブランド「nonnative(ノンネイティブ)」のデザイナー、藤井隆行氏が監修した。
約60年前の設計図から復刻したマガジンラック同社が半世紀以上も前に製造したクラシック家具でも、その確かなものづくりと機能性、普遍的なデザインで人気を集めるプロダクトが「オールドマルニ」だ。
今回は、藤井氏が「オールドマルニ」に興味をもつきっかけとなった、自邸でも愛用しているマガジンラックにフォーカスした。
オリジナルに忠実なマガジンラックこれまでの「RE-INNOVATION」のアプローチと異なり、今回はデザインアレンジは行わず、オリジナルに忠実であることにこだわり、当時の設計図を基に復刻した。
アレンジを行わなかったことについて、藤井氏は、「約50年前にこれだけ使い勝手が良くて、和と洋が融合したような洗練されたデザインの家具を日本のメーカーが手がけていたことを知ってほしいからです」と話している。
現代の暮らしに合わせた4色が登場マガジンラックのカラー展開は現代の暮らしに合わせ、木目を生かしたナチュラル、ライトブラウン、ダークブラウン、グレーの4色を用意した。グレーは、「伊勢丹新宿店」限定カラーとなる。
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