京都｜「大本山 妙蓮寺」と「現代美術製作所」に11名の国内外アーティストの作品が集結

京都・西陣エリアの寺や神社、町屋などを舞台にした、アートと工芸の展覧会プロジェクト「まるごと美術館」。

その一環として、ウィーンを拠点とするアーティスト集団「Agency」による特別展「Agency Outpost #3: Lines」が、11月17日（日）から12月1日（日）まで、「大本山 妙蓮寺」と「現代美術製作所」の2会場で開催される。

「Agency Outpost #3: Lines」が2会場で開催

「Agency Outpost #3: Lines」は、アートの根源的な要素である“線”に着目した特別展。

線は、絵画や陶芸、映像作品、さらに言語やコンセプチュアルアートにおいて欠かせない要素だ。そこで同展はさまざまな切り口を通じて、“線”という要素に関係する作品を展示する。

会場には、国内外アーティスト11名による作品が集結。Nicolás Bacal氏やLuca Frei氏といった世界中にファンを持つアーティストも作品を披露する。

（左から）Zipora Fried氏、Luca Frei氏の作品イメージ

会場は「大本山 妙蓮寺」と「現代美術製作所」の2会場。どちらも同じ作家が展示を行う*が、展示内容はそれぞれ異なるため、どちらの会場を覗いても新鮮な気分で楽しめるはず。

「大本山 妙蓮寺」の境内や、元は織物の作業場だった町家をリノベーションした「現代美術製作所内」の空間とのコラボレーションも必見だ。

アーティストのトークイベントも実施

11月16日（土）にはアーティストトークイベントとレセプションパーティも実施する。

15時15分から行われる事前予約制のトークイベントでは、企画者である「Agency」の東野雄樹氏、エリザベス・シールストロム氏、アンドレス・ラミレス・ガヴィリア氏が来場し作品を紹介。妙蓮寺と現代美術製作所の両会場を共に巡る。イベントには参加費1,000円が必要となるため、この点は心に留めておこう。

（左から）東野雄樹氏、エリザベス・シールストロム氏、アンドレス・ラミレス・ガヴィリア氏

こちらが終了したら、17時頃からはレセプションパーティも実施する。レセプションパーティは参加費も事前申し込みも必要ない。時間が合えば足を運んでほしい。

Agency Outpost #3: Lines
期間：11月17日（日）〜12月1日（日）
会場／所在地：妙蓮寺／京都府京都市上京区妙蓮寺前町875、現代美術製作所／京都府京都市上京区挽木町518
詳細ページ：https://510kuras.jp/art/agency/
アーティストトークイベント参加申し込みページ：https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc2XnS58WN-S_rMMLaTQLx0FfiHLAwfxvVa36Ix5brxhHopDA/viewform?usp=send_form

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000112465.html

（IKKI）

* 映像作家1名は「現代美術製作所」でのみ展示
※11月20日（水）、25日（月）、26日（火）、27日（水）は2会場共に休館