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東京らしさを楽しみながら古美術やアートに触れる。有形文化財を舞台にした「CURATION⇄FAIR Tokyo」

IGNITE / 2024年11月5日 16時30分

東京らしさを楽しみながら古美術やアートに触れる。有形文化財を舞台にした「CURATION⇄FAIR Tokyo」

東京の有形文化財を舞台に、古美術・工芸・近代美術・現代美術の展覧会とアートフェア「CURATION⇄FAIR Tokyo(キュレーションフェア東京)」が、2025年1月31日(金)〜2月24日(月・祝)に開催される。

会場は千代田区・九段にある登録有形文化財「kudan house(九段ハウス)」など、建築物と美術品を合わせて鑑賞できる。

前回の展覧会 / 撮影:苅部太郎

展覧会とアートフェアの二部構成による美術企画

「キュレーションフェア」は、気鋭のキュレーターによる展覧会と、厳選されたギャラリー・美術商によるアートフェアの二部構成で開催し、美術品の価値をさまざまな角度から伝える新しい試みの美術企画だ。

展覧会で作品の社会的意義を読み解き、トークプログラムなど意見交換の場に参加し、アートフェアで深い理解を持って作品をコレクションできる機会となっている。

東京にある4つの有形文化財で開催

同企画は今年第一回を開催し、既存の枠組みにとらわれない、美術品の価値をさまざまな角度から伝える新しい試みとして、高く評価された。

第二回となる今回も、「kudan house」をメインの舞台に、4つの会場で展覧会・アートフェアを二部構成で開催する。

約20軒のギャラリー・美術商が参加

同企画には、出展者として古美術・工芸・近代美術・現代美術を取り扱う、厳選された約20軒のギャラリー・美術商が参加する。

時代や国境を超えて人々に愛され続ける古美術、価値観の大きな転換期に生み出された近代美術、そして現代のアーティストたちが表現する現代美術や工芸作品。展覧会では、キュレーターチームによって、日本独自の美意識が鮮やかに浮かび上がるだろう。

魅力的な建築物も堪能したい、4つの会場

同企画では、有形文化財である近代建築物と現代を象徴する先進的な会場を巡り、来場者に懐かしさと非日常が混ざり合った特別な体験を提供する。

メイン会場の「kudan house」は、普段は一般公開されていない登録有形文化財。「旧山口萬吉邸」をリノベーションした、会員制のビジネスイノベーション拠点となっている。

日本を代表する3人の建築家によって建てられたこの邸宅は、美しい曲線を施したデザインと鉄筋コンクリートの黎明期の代表作として、日本の歴史に名を刻む名建築だ。

また、サテライト会場として、都心の5つ星ホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテル」や、歴史と浪漫を感じる「赤坂プリンス クラシックハウス」、歴史を護り未来を拓く「九段会館テラス」が加わっている。

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