宇治伝統の製法で作った山本山の高級煎茶「宇治 天下一」が数量限定発売
IGNITE / 2024年11月16日 18時0分
江戸時代に親しまれた煎茶の原点を堪能しよう。
1690年創業の老舗である山本山が、12月1日(日)に宇治伝統の製法で作った高級煎茶「宇治 天下一」をリリース。山本山の旗艦店である東京・日本橋の「山本山 ふじヱ茶房」や一部の販売店、公式オンラインショップにて数量限定で販売する。
煎茶を江戸に広めたことで知られる山本山1690年に、「宇治の美味しいお茶を、多くの人に味わっていただきたい」という創業者の思いを受けて江戸・日本橋で創業した山本山。
その当時、庶民の間で飲まれていたお茶は、加熱処理して乾燥させた茶葉を煮出しただけのもの。色は赤黒く、味も非常に薄かった。
そこで日本煎茶の祖とされる永谷宗円が、1738年に現在の煎茶の製造方法につながる「青製煎茶製法」を確立。試行錯誤を重ね、蒸した茶葉を乾燥させる前に揉む工程を加えることで、現在では一般的な“緑の水色とまろやかな味わいのお茶”の実現に漕ぎ着けた。
この頃の山本山の店主である山本嘉兵衛はその煎茶の価値を見抜き、「天下一」という名を付して江戸で販売。江戸の人々が煎茶に親しむきっかけを作った。
節目に相応しい高級煎茶「宇治 天下一」が誕生そんな山本山が、2025年で創業335年を迎える。この節目に合わせ、同社ではかつて江戸に広まった“はじまりの煎茶”を思わせるロマンあるお茶商品を作り出した。
山本山は代々、江戸っ子の嗜好に合わせた、濃い緑の色合いと濃厚な味わいを持つ深蒸し茶を主力商品として扱ってきた。深蒸し茶は高温のお湯を使い短時間で淹れても美味しさを十分に楽しめる。
しかし今回登場する「宇治 天下一」はあえて、浅蒸しで作る昔ながらの宇治茶への回帰を目指している。
まず、茶葉は京都府南部の山間地で育てられた柔らかい新芽を厳選。春に摘み取った新芽を浅蒸しで加工して秋まで寝かせることで、新茶特有の青々しさを和らげて上品な旨みを引き出した。70~80℃程度のお湯でじっくり淹れると、いっそう豊かな風味を堪能できる。価格は80gで税込5,400円。
なお、山本山の旗艦店である「山本山 ふじヱ茶房」では、この「宇治 天下一」を喫茶メニューとしても提供する。プロが淹れるお茶の味が気になった人は日本橋まで足を運んでほしい。
宇治 天下一
内容量:80g
原材料名:緑茶(国産)
価格:5,400円(税込)
山本山公式オンラインショップ:https://yamamotoyama.co.jp
山本山 ふじヱ茶房
所在地:東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋三井ビルディング 1階
営業時間:10:30 ~ 18:30(物販)、11:00 ~ 18:00(喫茶)
公式ページ:https://fujie.yamamotoyama.co.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000036574.html
(IKKI)
※画像は全てイメージ
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