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落ち着いた和の空間を演出。希少竹を使用した「虎竹照明丸筒ライト」の受注生産が再開

IGNITE / 2024年11月19日 16時0分

落ち着いた和の空間を演出。希少竹を使用した「虎竹照明丸筒ライト」の受注生産が再開

高知県須崎市の特産物である虎斑竹(とらふだけ)を使用した「虎竹照明丸筒ライト(4畳半用)」の受注生産が再開された。販売するのは、1894年から竹材・竹製品製造卸業を営むメーカー「虎斑竹専門店 竹虎」。

同商品は、天井に竹編みの美しい模様を映し出し、土佐和紙との組み合わせが温かみのある和の空間を演出するという。

須崎市安和でしか成育しない「虎斑竹」

同メーカーを運営する山岸竹材店によると、同商品に使われている「虎斑竹」は、高知県須崎市安和でのみ成育するという、稈(読みは“かん”。樹木で幹に当たる部分)の表面に虎模様が浮かぶ竹。この模様は、幹に付着した寄生菌や潮風の作用によるとの学説もあるが、科学的にはいまだ解明されていない。

各地方での移植も試みたものの、うまくいかなかったという不思議な竹だ。

「虎竹照明丸筒ライト」は、この虎斑竹が一時不足していたため販売を一時停止していたが、新たに加工に適した虎斑竹が確保できたことで、今回の再販に至った。

竹の自然美と伝統技術の融合

山岸竹材店によると、「虎竹照明丸筒ライト」の最大の特徴は、灯りを点けた際に天井に映し出される美しい竹編みの模様。注文を受けてから職人が1つひとつ製作しているもので、まるで影絵のように幻想的な雰囲気を作り出し、部屋に自然の温もりをもたらすという。

さらに、光源にはクリア球を採用している。これによって、竹の隙間から漏れる光が空間全体を優しく照らし、虎竹の縦縞模様が浮き立つ独特の美しさを引き出す。視線を天井に向けると、和風の寸胴型ペンダントライトならではの趣ある光景が広がる。

和紙には特産「土佐和紙」を使用

同商品には、虎斑竹と同じく高知県の特産である「土佐和紙」を使用している。「土佐和紙」とは、高知県中央部の仁淀川の清流を利用して手作業で丁寧に作られた和紙のことだ。

今回は、少し厚みを持たせたコウゾの粗筋入り和紙を採用。虎竹との組み合わせが互いの質感を引き立て合い、温かみのある風合いを生み出すという。

また、利便性を考慮し、簡単に取り付けられるという引掛シーリングとシーリングカバーも付属する。

店舗や旅館での利用も

同社は、家庭のリビングや和室だけでなく、店舗や旅館などでの利用も推奨している。

注文は、「虎斑竹専門店 竹虎」のウェブサイトから可能。受注生産のため、届くまで約2週間かかるという。値段は、35,200円(税込)。

「虎斑竹専門店 竹虎」のWebサイト:https://www.taketora.co.jp/c/all/in00076

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000033525.html

(IGNITE編集部)

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