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酪農の仕組みを消費者に伝えるユニークなクラフトビール「異端児エール 北海道ミルクエール」

IGNITE / 2024年11月18日 18時0分

酪農の仕組みを消費者に伝えるユニークなクラフトビール「異端児エール 北海道ミルクエール」

JAグループのイノベーションラボ「AgVenture Lab(アグベンチャーラボ)」とホクレン農業協同組合連合会が、北海道酪農の現状を多くの消費者に知ってもらうため、北海道産スキムミルクを使用したクラフトビール「異端児エール 北海道ミルクエール」を開発した。

このビールは11月12日(火)から、東京・自由が丘にある「MILK LAND HOKKAIDO→TOKYO」をはじめ、ホクレン農業協同組合連合会のECサイトやJAタウンなどで順次販売中だ。

一般消費者が知らない酪農の仕組み

北海道といえば牛乳を多く生産する自治体として有名だ。

実は日本で販売されている牛乳は、国内自給率100%。それに加え、牛乳や乳製品は日本の食品の中ではもっとも多く消費されている*。栄養分も豊富で、タンパク質や脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンをバランスよく含有。まさに日本人の食生活において欠かせない食品だ。

しかしその一方で、生乳は乳牛から摂れるため、ニーズに合わせて生産量を調整するのが難しい。生乳を搾る乳牛を増やすには、種付けから搾乳まで少なくとも3年の月日がかかる。さらに、ナマモノなので貯蔵性も低い。

そのため、生乳の生産量がニーズを大幅に超えた際は、「バター」や「スキムミルク」といった比較的賞味期限の長い商品へ加工する必要が出てくる。逆にニーズに対して生乳の生産が追いつかない場合は、「バター」や「スキムミルク」の製造量を減らすことで生乳の流通量を調整するのだ。

「異端児エール 北海道ミルクエール」を新開発

アグベンチャーラボとホクレン農業協同組合連合会はこれらの酪農の仕組みを消費者に知ってもらい、“農業に対する意識”を高めてもらうために今回のクラフトビール「異端児エール 北海道ミルクエール」を開発した。

「異端児エール 北海道ミルクエール」は麦芽を50%以上使用した発泡酒で、その名の通り北海道産のスキムミルクを加えているのが特徴。アルコール度数は5%、330mlのボトル入りで価格は税抜1,000円。

北海道の酪農の仕組みを伝えるとともに、他にはない原材料を用いた「異端児エール 北海道ミルクエール」。ビールファンにも新鮮な驚きを与えてくれるに違いない。

HOKUREN GREEN +PLUS:https://www.hokuren-greenplus.jp/
ホクレン(JAタウン):https://www.ja-town.com/shop/c/c1001/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000062040.html

(IKKI)

* 資料:農林水産省「食料需給表」(https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/zyukyu/)

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