北条砂丘に広がる星空のような一杯。鳥取発の長期熟成スパークリングワイン「トットリSKY」
IGNITE / 2024年12月4日 18時0分
12月13日(金)、福岡市で「西日本ワインエキスポ」が開催される。このイベントには日本各地からワイナリーが集結。一般ゲストでも事前予約を行えば、会場で各ワイナリー自慢の商品を試飲したり購入したりできる。
同イベントに鳥取県の北条ワイン醸造所も出展。かつてANAファーストクラスヨーロッパ便の機内食でも提供されていたスパークリングワイン「トットリSKY」を披露する。今回はその魅力について紹介したい。
良質なワイン用ブドウが育つ北条砂丘北条ワイン醸造所は、鳥取県の北条砂丘で育ったブドウを用いて高品質なワインをつくるワイナリー。
北条砂丘は、海抜4メートルの水はけの良い砂土壌と、適度な日照量、そして寒暖差に恵まれた理想的なブドウ栽培地だ。良質なブドウを育成するには適度なストレスをかける必要があるが、砂土壌はもとより栄養価が低く植物にとっては過酷な環境。そのため、ここでは凝縮感のあるブドウが育つ。
北条ワイン醸造所はそんな北条砂丘に程近いところにあり、昭和19年に「北条葡萄酒醸造所」として創業。今は名を北条ワイン醸造所とあらため、「量にはこだわらず、地元産ブドウにこだわり、より良い品質を求め価値のあるワインをつくる」というモットーのもとワインづくりに励んでいる。
長期熟成を経たスパークリングワイン「トットリSKY」同醸造所が誇るスパークリングワイン「トットリSKY」は、13年の長期熟成を経た希少な逸品。北条砂丘産の甲州種を原料としており、クリーミーできめ細かな泡立ちと、長期熟成ならではの厚みのある味わい、そして甲州種特有のほのかな苦味を楽しめる。
鳥取の満点の星空が商品名の由来に鳥取県は星空がキレイな都道府県として有名で、流星群の時期でなくとも流れ星を見られるため「星取県」と称されることもある。
そしてそんな話とは別に、シャンパーニュの生みの親とされるドン・ピエール・ペリニヨンは、初めてシャンパーニュを口にしたときに「私は今、星を飲んでいる!」という言葉を残したという説がある。
「トットリSKY」もシャンパーニュ同様、瓶内で二次発酵する製法を採用。グラスに注げば、鳥取の夜空に浮かぶ満点の星のような泡が立ち上ることから「トットリSKY」と命名された。
白とロゼの2種類がラインナップ「トットリSKY」シリーズには、辛口の白と、やや甘口のロゼがラインナップ。ロゼは甲州種に加えてマスカットベリーA種を使用しており、また異なる味わいを楽しめる。価格はいずれも4,400円。
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