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1万円から20万円超えまで! 初めての「マルチコプター・ドローン」の選び方

IGNITE / 2015年6月23日 20時36分

1万円から20万円超えまで! 初めての「マルチコプター・ドローン」の選び方

ドローンが話題になって久しい。

ややもすると反社会的勢力と思われがちだが、もともと大空を自由に駆け巡るのは男子の自然な欲求。ラジコン飛行機、ラジコンヘリに憧れる気持ちはいつになっても同じだ。

モーターやジャイロ技術の進化により電動ヘリがここ数年一般化してきたが、ここにきてローターを4つ持つクワッドコプターが主流となる勢いだ。ちなみに6つであればヘキサコプター、8つであればオクトコプターと呼び、総称してマルチコプターとなる。

今回はマルチコプターの機能、種類、選び方について紹介したい。

センサーの種類

センサーにはジャイロ、Gセンサー、地磁気センサー(コンパス)といったように様々なセンサーがある。

ジャイロは機体の傾きを検知、安定させるもので基本的なセンサーだ。Gセンサーは機体の動きを検知するもので、横風に流されていることなどを検知することが可能。

ジャイロやGセンサーは相対的で僅かな変位量では検知しにくいが、地磁気センサー(コンパス)は絶対方向が分かるのが特徴だ。しかし金属など帯磁したものに弱いため、必ずリセットする必要がある。

GPSが装備されると絶対的位置が割り出せるために、屋外での安定飛行は確実なものとなる。

またこの機能を応用して予め飛行ルートを設定、自動的に飛行させたり、バッテリー切れになると自動的にホームポジションに帰還させる機能が実現できるため、初めて「ドローン(ロボットの意味)」となる。

FPV(ファースト・パーソン・ビュー)機能

カメラを装備した場合、その映像を伝送して手元のディスプレイやヘッドマウントディスプレイに表示、見ることができる機能。遠距離や物陰といった機体が操縦者から直接見えない場合でも、FPVを使えばまるで乗っているかのように操縦が可能だ。

また空撮の場合は映像を確認できるプレビューとしても便利。

室内用・超小型マルチコプター

つい最近まで二重反転プロペラを使った室内ヘリコプターラジコンが多かったが、ここにもクワッドコプターの波がやってきた。このタイプは超小型、手のひらサイズでUSBで充電するタイプが多い。室内での飛行を想定し、ジャイロで安定させて飛行が可能。ジャイロで安定するものの、基本的には操縦者の腕次第だ。ものによってはフリップ(宙返り)機能が1ボタンで実現できるものも多い。

超小型でモーター出力が限られていることもあり、横風のあるような室外では流されてしまうため、注意が必要だ。

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