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漆とロック社が立ち上げた会津漆器ブランド「めぶく」が「地産地匠アワード」の初代グランプリに

IGNITE / 2024年12月16日 16時0分

漆とロック社が立ち上げた会津漆器ブランド「めぶく」が「地産地匠アワード」の初代グランプリに

2005年に福島・会津若松で創業した漆とロック社が立ち上げた、400年以上の伝統を持つ会津漆器の新ブランド「めぶく」。同ブランドが今回、今年より開催されている「中川政七商店」の「地産地匠アワード」で第1回グランプリを受賞した。

初回生産分は300個限定で先行販売されるため、忘れずに手に入れたい。

「めぶく」第1弾商品は弁当箱

同ブランドの弁当箱の最大の特徴は、蓋となるお椀の高台の中に埋め込まれた「漆の種」。「未来でその種が芽吹きますように」という祈りが込められた「漆の種」は、未来へ希望を託した、漆をつなぐタイムカプセルと言えるだろう。

そして、同ブランドの売り上げの一部は、会津での漆の木の植栽活動「猪苗代漆林計画(いなわしろ・うるしりんけいかく)」に活用される。思いと仕組みという物心両面で、まさに漆文化を未来に繋ぐ弁当箱に仕上がった。

“一汁一菜”を愉しむ信玄弁当

「信玄弁当」と呼ばれる三つ重ねの弁当箱に範を取る同ブランド。武田信玄が考案したとされる信玄弁当は、鷹狩りなどの野遊びの際に持って行かれたものと言われている。その形状をベースとして、より愛らしく、使いやすい形に開発した。

一番下の椀にご飯もの、中段におかずを入れられ、一番上の蓋になっている部分は、逆さにすると汁椀になる。味噌玉やフリーズドライなどにお湯を注ぐだけで汁物が出来上がるため、野外や外出先でも、“一汁一菜”の食事が楽しめるところが特徴だ。

受賞記念イベントを12月21日(土)に東京で開催

同ブランドの誕生とアワード受賞を記念し、取り組みの背景や思いを伝えるイベントを、12月21日(土)に東京・千代田区で開催。同イベントではブランドの開発ストーリーを聴きながら、実際に実物を手に取って見ることができる。

さらに、工芸×農業の連携による新しい形での漆の木の植栽活動と、これからの里山づくりについても紹介されるため、楽しい雰囲気の中で漆について学べる機会にもなるだろう。

「めぶく」の初回生産分は、300個限定で販売予定。同商品は全国6店舗の「中川政七商店」の主要店(東京・奈良・長崎・名古屋・大阪)で展示されているほか、ウェブショップでの受注も受け付けているため、この機会に手に取ってみたい。

めぶく -漆の種に願いを託すお弁当箱-
価格:37,400円(税込)
先行予約販売個数:300個
展示実施店舗:中川政七商店 全国6店舗(奈良本店、渋谷店、KITTE丸の内店、アミュプラザ長崎新館店、栄 中日ビル店、阪神梅田本店)、D&DEPARTMENT 福島店 
注文可能場所:D&DEPARTMENT 福島店、めぶく公式オンラインストア、中川政七商店ウェブショップ
※「中川政七商店」では展示のみ、購入はオンラインで可能

関連イベント「漆の種のめぶく頃 -工芸と農業と、これからの里山の循環-」
日時:12月21日(土)14:00〜16:30
会場:3×3Lab Future コミュニケーションゾーン
所在地:東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル1階
定員:40人
参加費:通常チケット3,500円、応援チケット 5,000円
参加申込ページ:https://urushi-meeting01.peatix.com/

めぶく公式オンラインストア:https://meguru.stores.jp/
中川政七商店ウェブショップ:https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/g/g4547639791375/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000154124.html

(kyoko.)

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