心に見えたものを自分の色彩で描くイバラードの世界!井上直久絵画展が銀座三越で開催
IGNITE / 2024年12月16日 15時30分
展示会の企画を行うアートスペースは、「イバラードの世界 井上直久絵画展」を、12月18日(水)~12月24日(火)の期間に、銀座三越 本館7階 ギャラリーにて開催する。
井上直久氏は、絵本『イバラードの旅』刊行から40年、ジブリ美術館の壁画も手掛けた画家として知られる。
井上直久氏が表現する「イバラード」という世界かつて宮沢賢治氏が岩手県を「イーハトーブ」と称したように、画家・井上直久氏は、自身が住む茨木市を「イバラード」と呼ぶ。
そして、それを口にした瞬間、また意識した瞬間に目に映った風景・事象の全てが幻想的で不思議な世界へと変貌を遂げるという。
見慣れた駅前の風景は広大な丘陵地に、自宅裏の麦畑は黄金色に輝く原野へ。「イバラード」は、見方をほんの少し変えるだけで、世界は面白くなるということを人々に教えてくれる理想郷なのだ。
「イバラードの世界 井上直久絵画展」では、同氏が表現するイバラードの世界を存分に味わえる最新作の原画・版画を一堂に展示販売する。
宮崎駿監督と出会いスタジオジブリでも活躍井上直久氏は、1948年に大阪に生まれた。金沢市立美術工芸大学卒業後、広告代理店、大阪府内の高校勤務を経て、1983年に絵本『イバラードの旅』を制作、講談社絵本新人賞を受賞した。
同氏とスタジオジブリの出会いは、東京で個展を開く際に宮崎駿監督宛に個展の案内を出したところ、同監督が個展に来場したことに始まるという。
宮崎監督は当時、映画「耳をすませば」を制作中。後日、スタジオジブリから「主人公の少女が空想するシーンを描いてもらえないか」との依頼を受け、長年描いている「イバラード」の世界観を映画で表現し、一躍脚光を浴びることとなった。
また、井上氏原作の絵本『星をかった日』の短編アニメが、宮崎監督により制作され、三鷹の森ジブリ美術館の「土星座」やジブリパークの「オリヲン座」で上映され人気を博した。そうした縁からさらに、2002年には三鷹の森ジブリ美術館ホールの壁画「上昇気流Ⅱ」も手掛けている。
会期中は基本的に13時~17時に井上氏が在廊し、購入した展示作品には自らサインをしてくれる。
また会期中に、店頭でエムアイカード プラスに新規入会のうえ、同個展にて、井上氏の作品を55,000円(税込)以上購入し、三越伊勢丹アプリのクーポン画面を呈示すると、先着10名に「ミニトートバッグ」2種のうち1点のプレゼントがある。
新作「ミニトートバッグ」
「心に見えた世界を自分の色彩で描きたい」という井上氏の表現する「イバラード」の不思議な世界観を、当個展で体感してみてはいかがだろう。
イバラードの世界 井上直久絵画展
会期:12月18日(水)~12月24日(火)
会場:銀座三越 本館7階 ギャラリー
所在地:東京都中央区銀座4-6-16
詳細ページ:https://www.mistore.jp/store/ginza/shops/living/gallery/shopnews_list/shopnews064.html
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000104281.html
(高野晃彰)
※井上氏の在廊は都合により変更・中止の場合がある
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