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絹糸で皮革製品を作り出すモリ工芸がクラファンを実施!リターンのカードホルダーやベルトにも注目

IGNITE / 2024年12月20日 17時30分

絹糸で皮革製品を作り出すモリ工芸がクラファンを実施!リターンのカードホルダーやベルトにも注目

東京・赤羽で20年以上鞄教室を運営してきたモリ工芸が、「日本一の皮革製品製造技術集団を作る」という壮大なビジョンを掲げ、クラウドファンディングサイト「READYFOR(レディフォー)」でプロジェクトを実施中だ。

リターンには、「カロング革製カードホルダー」や「クロコダイル絹糸手縫いベルト」を用意。興味が湧いた人はチェックしてほしい。

天然皮革の未来を支える挑戦が始まる

これからはAIやロボットが活躍する時代だ。合成皮革やナイロンといった均一な素材を使った製品は、機械による大量生産が主流となっていくだろう。しかし天然皮革のように一つ一つ形や質感が異なる素材を扱うのは高度な職人技が必要で、機械では替えが効かない。

モリ工芸はこの点を重視し、「天然皮革を扱える職人を育成すること」に注力。クラウドファンディングでの支援を通じて、長く続いたコロナ禍による生徒減少に苦しんだ教室運営の安定化を図った後は、オリジナル製品を展開するECサイトの立ち上げも計画している。

その先は皮革製品の製造メーカーとして法人化を行った上で、希望する生徒を社員として迎え入れたいという想いもあるそう。

絹糸を利用して独自の皮革製品を開発

モリ工芸では、手縫いの皮革製品でよく用いられる麻糸ではなく未精錬の絹糸を使った製品作りに取り組んでいる。

絹糸は麻糸と違って毛羽立ちが少なく、伸縮性があるため耐久性に優れている。加えて未精錬の絹糸はセリシンという成分を含んでおり、この成分は繭を紫外線や外気から守る働きがある。つまり、通常の絹糸よりいっそう高い強度と耐久性を兼ね備えているのだ。

モリ工芸ではこの糸を用いて、長く愛用できる品を手縫いで製作。また、古いワニ革製品をリメイクするなど、SDGsの精神を取り入れたものづくりにも力を入れている。

プロジェクトのリターンにも注目

前述の通り、モリ工芸は現在「READYFOR」でプロジェクトを実施中だ。目標金額は100万円、リターンとしてオリジナルの皮革製品や鞄教室の授業料クーポンを用意している。

特に注目したいのは、30,000円の「カロング革製カードホルダー」。カロング(ヤスリミズヘビ)の革を用いたこのカードホルダーは、薄い一方で他のヘビ革を上回るほどの強靭さを持つ。

ディテールにこだわっている分カードの取り出しもスムーズで、落下防止機能も保持。モリ工芸自慢の逸品だ。

この機会に彼らのプロジェクトに参加し、職人技術の未来を支える手助けに一役買ってみては。

「コロナで衰退した鞄教室を再興し、最高の技術を持って世界に進出したい」プロジェクトページ:https://readyfor.jp/projects/mori-bag

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000153752.html

(IKKI)

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