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宮城の離島に60年越しで橋が開通! 自然循環型のサウナ施設「JUURI SAUNA」も同時オープン

IGNITE / 2024年12月23日 22時30分

宮城の離島に60年越しで橋が開通! 自然循環型のサウナ施設「JUURI SAUNA」も同時オープン

12月19日(木)、宮城県女川町の沖合に浮かぶ離島「出島(いずしま)」と本州を結ぶ、出島大橋がついに開通した。

橋の開通と同時に、自然循環型のサウナ施設「JUURI SAUNA(ユーリサウナ)」も新規オープン。同施設では、杉の間伐材で作ったログサウナや醤油樽を再利用した水風呂、“森と海の外気浴”などが楽しめる。

橋の開通でアクセスが飛躍的に向上

構想から約60年、本州との交通手段が1日3便の航路のみだった「出島」に、島民の悲願でもあった橋がいよいよ開通した。

これにより、同島へのアクセスは飛躍的に向上し、JR石巻線の女川駅からはクルマで約15分、仙台駅からも1時間ほどで行けるようになっている。

“根っこ”からリラックスできる場所へ

フィンランド語で「根っこ」を意味する「JUURI SAUNA」には、「出島に来る方が、心の底、根源、根っこからリラックスして欲しい」という想いが込められている。

同施設のコンセプトは“循環”。建設時には、管理が行き届いていない杉林を間伐してログサウナなどの建材として活用しつつ、太陽光を下層の植生まで届かせることで森を活性化している。

さらに開業後にも、サウナストーブ用の薪を燃やした後の灰を森に撒くことで土壌を改善し、枯れた沢に水が戻ることを目指していくという。

循環と癒しを両立するリラクゼーションエリア

島の間伐材でセルフビルドしたというログサウナには、フィンランドのNarvi(ナルヴィ)社製のサウナストーブ「Aitokiuas-95(アイトキウアス)」を採用。約500kgものサウナストーンを搭載できる同ストーブは、本場フィンランドのスモークサウナのような、柔らかい蒸気浴体験を実現する。

水風呂には、宮城県内で使われていた醤油樽と、漁師が水揚げの際に使用したスカイタンクを再利用。また、島の地下水を汲み上げることも予定されている。

サウナの目の前には、海が見えるデッキを用意。ここでは、海を眺めながら、森の中で自然の音を聞きながら、非日常的なととのいを迎えることができるだろう。

その他、近海で獲れたタコを使ったタコ飯や、自家製タコスをはじめとしたメキシコ料理の“サ飯”も用意される。


同施設では、宿泊施設のリノベーションなども計画中で、現在クラファンサイトの「CAMPFIRE」にて様々な応援購入を募集中。震災の影響で、いまや人口90人ほどに減少しているという「出島」の未来に、光を届けてみたい。

JUURI SAUNA
所在地:宮城県牡鹿郡女川町出島字別当浜2-33
アクセス:JR石巻線「女川駅」よりクルマで約15分
営業時間:10:30~19:30
定休日:火曜
利用方法:3時間貸切・最大8名まで
料金:7,000円/人(平日:1~4人、5人目以降は6,500円/人、休日は各+500円)
「CAMPFIRE」掲載ページ:https://camp-fire.jp/projects/804186/view
公式サイト:https://juurisauna.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000152442.html

(zlatan)

※価格はすべて税込

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