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有田焼「幸楽窯」の「兄ウサギ醤油差し」がニューヨークの「MoMA」で好評!その魅力とは

IGNITE / 2025年1月18日 18時0分

有田焼「幸楽窯」の「兄ウサギ醤油差し」がニューヨークの「MoMA」で好評!その魅力とは

慶應元年創業の有田焼「幸楽窯」による、45年にもおよぶロングセラー商品「カワセミ醤油差し」シリーズの「兄ウサギ醤油差し」が注目されている。

同商品は国境を越え、世界有数の美術館「MoMA(ニューヨーク近代美術館)」にて取り扱いを開始、好評とのことだ。

「MoMA」やアメリカの人々を魅了した「兄ウサギ醤油差し」について紹介したい。

使い勝手が良く、見た目も良い醤油差し

「幸楽窯」は、1865年創業の有田焼の窯元だ。新しいことにチャレンジしながらも、日本有数の陶磁器産地としてロングセラー商品も大切にしてきた。

カワセミとうさぎの家族をモチーフに

「カワセミ醤油差し シリーズ」は、前窯主の4代目徳永隆一さんが食卓の見栄えと機能性を両立させたいと思い、1980年に開発したもの。

その後、「後引きしない醤油差し」として実用新案も取得。世代を超えて愛される、有田焼を代表するロングセラー商品となった。

「うさぎシリーズ」の方は、5代目の徳永隆信さんが、1999年の干支である「卯」に合わせてデザインした。

同シリーズはクチバシを耳に見立てた可愛らしいデザインになっており、サイズに合わせて大きいサイズの母うさぎ、小さいサイズの兄うさぎ、そしてミニサイズの妹ウサギの家族となっている。

切れの良さと形状により、醤油が垂れないのが特徴だ。

「MoMA Design Store」に採用された逸品

「ニューヨーク近代美術館」通称「MoMA」は、世界を代表する近現代美術専門の美術館だ。

その中にある「MoMA Design Store(デザインストア)」では、現在も生産されている永久収蔵品のリプロダクションや「MoMA」だけの限定品など、キュレーターが厳選した商品を販売している。

日本の工芸品として世界に羽ばたく

同商品はこれまで国内でも好評を得ていたが、「川蝉醤油差し」が2019年、「 OMOTENASHI SELECTION(おもてなし セレクション)」で金賞を受賞したことをきっかけに、佐賀国際空港や成田国際空港での販売、海外展開を始めた。

今回は、波佐見の「SAIKAI TOKI TRADING」の紹介によって、「MoMA」のオンラインショップである「MoMA Design Store」にて「兄ウサギ醤油差し」の販売を開始した。

長く愛されている商品には理由がある。「カワセミ醤油差しシリーズ」の使い勝手の良さを試してみては。

カワセミ醤油差しシリーズ 兄ウサギ醤油差し
価格:5,566円(税込)
公式サイト:https://kouraku.jp.net/category_exp/jutsuji/
MoMA Design Store商品ページ:https://store.moma.org/en-jp/products/rabbit-ceramic-soy-sauce-dispenser

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000050851.html

(田原昌)

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