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偉大な映画芸術家・ゴダールの実像に迫る講演!京都芸術大学にて「どこまでも未知なゴダール」開催

IGNITE / 2025年1月21日 17時30分

偉大な映画芸術家・ゴダールの実像に迫る講演!京都芸術大学にて「どこまでも未知なゴダール」開催

名作「勝手にしやがれ」で、60年代のフランス映画界で鮮烈なデビューを果たした、映画監督ジャン=リュック・ゴダール。

1月28日(火)、昨年11月に大著『ゴダール、ジャン=リュック』を刊行した映画・比較文学研究家の四方田犬彦氏を招聘し、京都芸術大学にてスライド・映像を用いて偉大な映画芸術家・ゴダールに迫る講演を開催する。

偉大なシネアスト・ゴダールの実像に迫る

ジャン=リュック・ゴダールは、つねに世界の映画史の先頭に立ち、映画界を牽引してきた。92歳で死去するまで、1日24時間、映画のことを考え続けたといわれる。

彼が残した作品は、長短さまざまに200本あまりにものぼるが、日本で知られているのはわずか50本ほどにすぎず、残念なことに重要なヴィデオ作品が蔑ろにされているという。

四方田犬彦氏の講演では「子供たちのロシアごっこ」「ウディ・アレンに逢う」といったレアモノ映像を紹介。またゴダールが最晩年に遺した、言語遊戯に満ちたアフォリズムと自画像・書簡などについて解説し、この偉大なシネアストの「最後の言葉」に接近を試みる。

解説は映画・比較文学研究家・四方田犬彦氏

映画芸術家・ゴダールに迫る講演を行う四方田犬彦氏は、長らく明治学院大学教授として映画史を講じ、コロンビア大学・ボローニャ大学・テルアヴィヴ大学・ソウルの中央大学校などで客員教授、研究員を歴任。映像と言語芸術、都市論を主題に批評と研究を続けてきた。

その著書は120冊を超え、『マルクスの3つの顔』『ルイス・ブニュエル』『見ることの塩』『蒐集行為としての芸術』『先生とわたし』などで知られ、ゴダールに関する著書として『ゴダール、ジャン=リュック』がある。

また、サントリー学芸賞・桑原武夫学芸賞・伊藤整文学賞などの受賞実績を持ち、映画・比較文学研究家として第一線で活躍している。

偉大な映画芸術家でありながら、日本での知名度が余り高くないゴダール。四方田氏の解説で、その実像に迫る機会が到来した。

ICA Kyoto Talk 005 四方田犬彦「どこまでも未知なゴダール」
開催日時:1月28日(火)18時~20時
開催場所:京都芸術大学 人間館1F 102教室
所在地:京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
料金:無料 ※事前申し込み不要
定員:130名
主催:ICA京都、京都芸術大学大学院
詳細ページ:https://www.kyoto-art.ac.jp/news/press/1394

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000514.000026069.html

(高野晃彰)

※同講演は、配信なし・日本語のみとなる

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