30年の長期熟成純米大吟醸「1995 三十年酒 無限」。阪神淡路大震災の年に仕込んだプレミアムな1本
IGNITE / 2025年1月20日 16時0分
今年は阪神・淡路大震災から30年。
兵庫県加西市で酒造りを行う「富久錦」が、1995年1月17日、阪神・淡路大震災の日に仕込み、30年という長期熟成を経た純米大吟醸「1995」のパッケージをリニューアルした。
1月17日(金)、「大丸神戸店」の会員制クローズドサイトと「酒輪」にて、数量限定50本で販売を開始した。
こだわりの純米大吟醸を熟成貯蔵した「1995」「1995」は、純米にこだわる「富久錦」が仕込んだ純米大吟醸だ。今でこそ多くの酒蔵が仕込むが、当時は純米大吟醸自体があまりつくられていなかった。
同商品は、新酒のときからいい酒だったものを、そのときのまま大吟醸に適した低温で長期熟成させたもの。バランスのとれた綺麗な酒で、本当にわずかな量しか残っていない貴重な酒でもある。
さまざまな思いが詰まった特別な日本酒阪神・淡路大震災のあった1月は、酒蔵にとってはちょうど大吟醸を仕込む季節で、「富久錦」でも大吟醸の仕込みを行っていた。
震源から離れていることもあり、蔵自体の被害は少なかったものの、神戸付近に在住している社員や親族がいる社員がいたり、関西地区の経済が停滞したりとその影響は大きく、このとき仕込んでいた純米大吟醸には強い思い入れがあるという。
さまざまな思いが詰まった純米大吟醸を、「蔵の一番いいお酒を、熟成させ、その変化を楽しむ。」という考えで、30年間熟成貯蔵したのが同商品だ。
阪神・淡路大震災に思いを寄せるパッケージデザイン今回、パッケージリニューアルにあたっては、神戸市経済政策課が運営する「KOBE CREATORS NOTE」を活用し、阪神・淡路大震災とその復興への思いを共有できるデザイナーを選考して、デザインを行った。
“神戸らしさ”を感じるボトルデザインボトルデザインは、神戸発洋菓子の老舗「ビアンクール」や「ゴンチャロフ」の洋菓子のパッケージ・デザインを長年手掛ける兵庫県出身のデザイナー、奥田氏が担当。“神戸らしさ”も感じられるデザインに仕上がった。
完成したデザインには、「30年間、静かに深い眠りについていた貴重な酒が明るい未来、希望の光によって目覚める」という意味が込められている。
ダイナミックな書を施した箱デザイン同商品の正面デザインには「You’re unlimited」と入っているのだが、これには「無限大の可能性を秘めている」というメッセージも込められている。
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