「ありえない！」が「たまらない！」に。築地にある魚と野菜だけのビストロ「キリュクリュ」

築地の古めかしいビルの2階にて、魚と野菜だけのビストロ「キリュクリュ」が、新規オープンから約1ヶ月を迎えている。

その店名は、フランス語で「だれがそんなことをすると思った？」という意味の口語で、転じて「ありえない！」というシーンで使われるスラングが由来。築地ならではの旬の味とともに、“ポジティブな違和感”を満喫してみたい。

肉は一切使わないという思い切り

同店の特徴は、新鮮な魚介類や野菜などを多彩な料理に仕立てる一方、肉は一切使わないという思い切りの良さにある。

使用される食材は、シェフが見立てた日本各地の“旬”がずらり。たとえば1月には、金沢から蟹、鹿児島から伊勢海老や月日貝などが届いているという。

その日一番の鮮魚は、ブイヤベースやアクアパッツァに。旬の野菜はシンプルにグリルしたり、時間をかけてじっくり炊き上げたり、素材に応じて柔軟に調理法を変えながら、その旨みを引き出している。

また、多彩な料理とペアリングするドリンクは、自然派ワインやワインベースのオリジナルレモンサワーをはじめ、日本酒や焼酎なども取り揃えている。

ビルとのギャップも楽しいスタイリッシュな店内

古めかしいビルの2階に上がると、「ありえない！」というポジティブな違和感に包まれる。

約20坪の店内には、カウンター席4席とテーブル席12席をレイアウト。木の温もりや曲線を活かしつつ、直線的な木や金属、色鮮やかな緑をアクセントとした空間は、実にスタイリッシュだ。また、中央に鎮座する植栽が、カウンター席とテーブル席を分ける絶妙な仕切りになっている。

ちなみに内装デザインは、「ニクノトリコ 六本木店」や「MOMENT KANDA」、「重城病院」などを手掛けた建築デザイナー・家所亮二さんによるものだ。

古めかしいビルとスタイリッシュな店内のギャップも楽しみながら、オトナの時間を過ごしてみたい。

キリュクリュ
所在地：東京都中央区築地2-1-14 トミービル2F
アクセス：日比谷線「築地駅」より徒歩2分、有楽町線「新富町駅」より徒歩2分
営業時間：17:00～23:00
定休日：日曜・祝日
座席数：16席
「食べログ」掲載ページ：https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13304043/

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000153985.html

（zlatan）