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瀬戸内を望む、特別な日に訪れたい癒しの宿「庭園の宿 石亭」

IGNITE / 2015年8月15日 12時26分

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首都圏に在住なら「石亭」と聞けば、「あたみ石亭」か「ゆがわら石亭」を思い起こすかもしれない。今回紹介する宿は広島県の宮浜温泉にある「庭園の宿 石亭」である。

やや傾斜のついた1,500坪の庭園を囲むように母屋や離れが建っている。客室は13室あり、すべての部屋から瀬戸内海が望める。

庭園を散策しに出かけると鯉の泳ぐ池があり、餌やりもできる。

母屋を振り向けばラウンジの下に「床下サロン」があり、入ってみると座り心地のいい低めの椅子が並んでいる。

東側に置かれたハンスウェグナーのベアーチェアーに座ればもう動きたくなくなる。テーブルにアルコールも用意されているのでしばらくまったりと過ごしたい。

さらに庭を進めば、「草々亭」というお茶処がある。こちらにもエスプレッソやハーブティーが用意されている。深夜になれば電話で好みのドリンクをオーダーするセルフのショットバーとして利用できる。

離れの「大観の間」の床下にひっそりと隠れてある小さなサロン「凡々洞」も居心地がいい。知らなければ気付かないような隠れ場所に篭もれば、時が経つのを忘れてしまいそうだ。

宿泊した部屋はと言うと、温泉露天風呂付きのメゾネットタイプの離れ「安庵」。元はご主人の書斎として使用されていたという。

部屋にはCDプレーヤーがあり、CDは部屋にあるもののほか、隠れサロンから部屋に持ち込んでもOK。

夕食前に利酒タイムがある。

さほど飲めはしないが、ラウンジに出掛けて全種類いただいてみた。それぞれ、お猪口に舐める程度の量にしてみたが、飲み比べると味の違いがよくわかる。

食事は部屋でも広間でも選べるとのことだったので、夕食は見晴らしのいい2階の部屋に用意していただいた。厨房からだいぶ離れていると思うのだが、熱いものは熱く、冷たいものは冷たいまま一品ずつ運ばれるという心配り。

食べきれずに残った穴子釜炊きご飯は、夜食のおにぎりとして持ってきていただいた。


明朝ラウンジに出ると、冷えたりんごジュースとトマトジュースが用意されていた。朝食に出る小豆粥は旅の無事を祈るという意味があるそうだ。

さらに、部屋に戻ると冷蔵庫にハーブティが冷えている。寝室はベッドなので布団の片付けに来たわけではないのだが、朝食を取っている間の細やかなサービスに驚く。

予約の取りにくい人気の宿というのは、リピーターの多さが物語っている。至れり尽くせりのホスピタリティの良さが際立つ癒しの宿だ。

住所:広島県廿日市市宮浜温泉3-5-27
電話:0829-55-0601
サイト:宮島対岸の旅館 庭園の宿 石亭

(小椚 萌香)

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