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この時計をまとえるのは、世界で8人だけ── ジャケ・ドローから「エッグシェルモザイク」を取り入れた作品が登場

IGNITE / 2015年11月1日 9時36分

この時計をまとえるのは、世界で8人だけ── ジャケ・ドローから「エッグシェルモザイク」を取り入れた作品が登場

その精巧なアジアンアートを腕にまとえるのは、世界でたった8人だけ──。

ジャケ・ドローが、現代の時計製作にアジアンアートのエッグシェル(鳥の卵殻)モザイクを取り入れた新作「プティ・ウール ミニット エレファント モザイク」を生み出した。

ジャケ・ドローならではの緻密で繊細な装飾と、古のアジアンアートが出逢った。プティ・ウール ミニット(PETITE HEURE MINUTE)の直径43mmの空間に繰り広げる小さくも壮大な芸術。

知恵と力を象徴する象が水田を背景に躍動する姿に目をこらせば、2,000を超える極めて小さなピースが精巧に組み合わされていることに気づくだろう。こうした詳細なデザインこそ、ジャケ・ドローの追求する芸術的な表現と革新である。


ジャケ・ドローのアトリエ・オブ・アート(Les Ateliers d’Art)コレクションを彩るこの新作は、技術的挑戦であり、旅心をくすぐる詩的なオブジェでもある。

挑戦を厭わず、我々に常に驚きを与えてくれるアトリエ・オブ・アートの職人が今回のタイムピースに採用したのは、スイスから遠く離れたベトナムの古典的かつイマジネイティヴなアートだった。

そこでは、バードシェルのモザイクがユニークな絵画の製作に用いられていたが、これまで時計製造の世界で採用されたことはなかった

つまり、ジャケ・ドローの職人たちにとって、モザイクを小型化し、歴史的モデルの1つである直径43mmのプティ・ウール ミニット(PETITE HEURE MINUTE)にこの技法を初めて採用することは大きな挑戦だった。

職人たちは、ウズラのバードシェルのモザイクを駆使し、綿密かつ細心の注意を払いながら、この極めて貴重なタイムピースを装飾するモチーフを完成させた。

バードシェルの驚くほど壊れやすい小さな欠片は、色、形や透明感に応じて手作業で選別し、反りや色調を考慮しながら、手作業で2,000個以上のピースをレッドゴールドダイアル上に1つ1つ並べられていく。

次に、艶を出す透明なラッカーでモザイクを丁寧に覆うことで、完璧なまでに均一な仕上がりと驚異的な奥深さを生み出す。

「プティ・ウール ミニット エレファント モザイク」の装飾にはおよそ200時間を要するといい、この思わず息を呑む美しい眺めは、時分表示インダイアルのブラック オニキスと、ベゼルのレッドゴールドが放つ豪華な光沢によって引き立てられている。

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