日本のグッドウッドを目指す「浅間モーターフェスティバル2015」は車好きの楽園だった
IGNITE / 2015年11月5日 16時34分
年に1度、イングランドのグッドウッド・サーキットで開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、世界でも名高いモータースポーツイベントだ。
クラシックカーから最新鋭のレーシングマシンまで、4輪2輪を問わず古今東西のモデルがヒルクライムでそのエキゾーストノートを響かせる。伝説級のマシンが一同にそろう姿は、まさに圧巻。このイベントのために世界中からエンスージアストが海を越えて集まるのも頷ける。
世紀を超えた車文化の交差点となっているグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのスピリットを、日本にも根づかせようとしているのが浅間モーターフェスティバルだ。
公道を封鎖することでレーシングカーも参戦できるイベントに
2012年の浅間ヒルクライムの姉妹イベントとしてスタートした浅間モーターフェスティバルは、日本ロマンティック街道にある鬼押し出し園や日本における自動車専用サーキット発祥の地である浅間テストコースの跡地などを使い、モータースポーツとアウトドア・ゴルフ・音楽などの文化を融合したイベント。
2014年にはじまり、今年の10月24~25日に開催された浅間モーターフェスティバル2015で2回目となる。
まだ歴史は浅い。しかし一部の道路を封鎖したクローズドコースを走れるという魅力は大きく、スポーツカーだけではなくラグジュアリーセダンのオーナーも熱い視線を向けている。
またクローズドコースとすることで、レーシングマシンでの参加も認められている。大規模なサーキットとは違ったドライビングプレジャーは、ドライバーにとっても格別なものだろう。
浅間牧場を使ったレースステージ、長野原町道浅間線のパレードステージ、浅間火山博物館駐車場でのジムカーナと、各々の種目でクラシックカーも活き活きと走る姿にオーディエンスも応援の歓呼の声を上げる。
車が好きなら見ているだけでも心が躍る展示会場となっていた浅間火山博物館駐車場には、アクティビティに参戦しない車両も並んでいた。モーターショーなどでも見られないようなレアな車両から、いぶし銀なチューンドモデルまで十人十色で百花繚乱。ボランティアの愛車だろう。「その車、マーシャルに使いますか」とツッコムのもまた楽しい。
今後の発展を想像するに、車好きなら行くべきイベントの1つとなるだろう。毎年の秋が楽しみになるに違いない。
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