ポルシェ初のピュアEV「ミッションE」の市販化が正式決定!
IGNITE / 2016年1月1日 12時6分
ポルシェが「近未来スポーツカーの誕生」へと続く、新たな歴史の扉を開いた。今年9月のフランクフルトモーターショーで世界初公開された「ミッションE」の市販化が、正式に決定したのだ。
市販モデルの発表は2020年末が予定されているものの、開発においては「一切の速度制限はなく、フルスロットルで突き進んでいく」と力強く宣言された。
今回宣言された「ミッションE・プロジェクト」への投資額は、実に10億ユーロ(12月28日のレートで約1,322億円)にも上り、さらに1,000人以上を追加雇用するという。これだけでもポルシェの本気度がうかがい知れるだろう。
ポルシェはすでに「918スパイダー」を頂点に、「パナメーラS E-ハイブリッド」や「カイエンS E-ハイブリッド」といったプラグイン・ハイブリッド車を取り揃えているが、「ミッションE」は初めてのピュアEVとして開発される。
どことなくUFOを思わせるような流線型のボディは、ひと目でポルシェとわかるデザインアイデンティティと空力特性を極限で融合させながら描き出されている。
最大航続距離は500km以上。このクルマ専用に開発された「ポルシェ・ターボ・チャージング」と呼ばれる800Vのチャージユニットによって、わずか15分で400kmを走行するエネルギーを充電可能だという。
もちろん、ピュアEVとしての環境性能だけではなく、EVの頂点に立つパフォーマンスがあってこそのポルシェ。システム最高出力=600ps、0-100km/h加速=3.5秒以内という事前のスペックデータは、ポルシェが「EV最高峰」をターゲットとしている証のひとつだ。
そのほか、「アイトラッキング」や「ジェスチャーコントロール」といった最新のマンマシンインターフェイスはもちろん、一部は「ホログラム」を介した操作も可能になるという。
現在、ハイエンドEVの市場は「テスラ」が席巻しているものの、まだまだ発展途上でもある。「ミッションE」の市販モデルが登場したとき、ハイエンドEVの勢力図は大きく塗り替えられることになるかもしれない。
(zlatan)
写真:ポルシェジャパン
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