世界でもっとも静かなコンバーチブル ロールス・ロイス「新型ドーン」発売
IGNITE / 2016年2月2日 19時12分
幽霊のように静かに走ることから、「ファントム」や「ゴースト」、あるいは「レイス」といった恐ろしくも荘厳なネーミングを用いてきたロールス・ロイスが、新しいドロップヘッドクーペ「ドーン」をここ日本でも発売した。
ドーン(DAWN)とは、夜明けの意。まさしくブランドの未来を切り拓く存在として位置づけられている。
「It is always darkest just before the DAWN(夜明け前こそが一番暗い)」とは、つらいことの後には必ずいいことがあるという西洋の言い回しだが、ロールス・ロイスの販売は毎年のように過去最高を記録するほど好調だ。
その要因としては、より現代的なデザインやエンジニアリング、さらには2013年に登場したクーペ「レイス」の存在などがある。格式ばった旧態依然としたイメージは既になく、若くして成功した超富裕層もこぞってステアリングを握っている。
そんなロールス・ロイスが新たなニーズに応えるべく開発したのが、今回の新しいドロップヘッドクーペ「ドーン」だ。
ドーンで注力されたのは、ロールスならではのステータス性に加え、オープン/クローズのいずれでも溜息がでるほど美しいプロポーション、魔法の絨毯と称される乗り心地、そしてクローズ時の絶対的な静かさだ。
サイドから見ると、大きく寝かされたウインドスクリーン、リアエンドまで上昇しながら流れるサイドのプレスラインなどの造形が、優雅さや気品に加え、疾走感まで表現している。停まっていても、そこにはそよ風が流れているようである。
ルーフの開閉時間はわずか20秒で、時速50キロまでであれば走行中でも操作可能。ファブリックルーフは6層構造とされ、クローズ時の静粛性の高さは「世界でもっとも静か」と自信を見せている。
内装のクオリティはもはや完璧とでも言いたくなるほどで、乗る人の目や手をいつでも楽しませてくれるだろう。
心臓部には自慢の6.6リッターV12ツインターボ(最高出力570ps/最大トルク780Nm)が収められ、上質な音色とともにハイスピードの世界へと誘う。
価格は3,740万円と当然ながら超高額だが、それに見合った価値は十二分にあり、最高の移動時間が約束されている。
(zlatan)
写真:ロールス・ロイス・モーター・カーズ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
薄汚れたロールス・ロイスがカラフルな泡に包まれて…… 魅せる洗車でピカピカになった超高級車に「興味深い」「素晴らしい仕事」
ねとらぼ / 2024年12月29日 19時0分
-
賛否両論「新生ジャガー」は何を狙っているか? 奇をてらったわけじゃない確かな戦略の確信犯
東洋経済オンライン / 2024年12月19日 13時0分
-
ロールス・ロイス「ゴースト」セダン継続の真意 EV全盛の今、12気筒エンジンも継続する心意気
東洋経済オンライン / 2024年12月18日 12時0分
-
ご長寿爆撃機「100年乗れる機体」にまた近づく“ロールス・ロイス製新エンジン”が設計審査を終了
乗りものニュース / 2024年12月17日 8時42分
-
衝撃的なルックス! ついにベールを脱いだジャガーのピュアEV「デザインビジョン」が目指すところ
&GP / 2024年12月15日 19時0分
ランキング
-
12025年「値上がりしそうな中古車」何がある? 「インプ/ランエボ」もヤバい!? 米国「25年ルール」解禁で国産の“名モデル”海外流出の危機! 今買っておくべき5台は
くるまのニュース / 2025年1月2日 19時10分
-
240歳から運動不足解消は何から始めたら良いの?
JIJICO / 2018年3月30日 7時30分
-
3高級魚マグロが江戸の人々から嫌われた意外な理由 江戸時代の食事情とは
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2025年1月3日 12時0分
-
4突然現れる「三角マーク」何の意味? 赤色は見るけど緑色も存在、違いは? 高速道の電光板に表示されるめちゃ「画期的&使える」サインとは
くるまのニュース / 2025年1月3日 7時10分
-
5孫の容姿を「ブサイク」帰省するたび、義父の発言にイライラ…大げさに反応しすぎ?「時間の無駄」「距離を置いて」さまざまな声
まいどなニュース / 2025年1月3日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください