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非日常と色気にあふれたメルセデス、新型Cクラスクーペが登場

IGNITE / 2016年4月7日 10時0分

非日常と色気にあふれたメルセデス、新型Cクラスクーペが登場

メルセデス・ベンツの新車攻勢が止まらない。2015年に輸入車販売台数ナンバーワンを獲得した勢いそのままに、今度はCクラスのクーペバージョンが発売された。

セダンとクーペ、利便性で選べば間違いなくセダンだが、クーペにはセダンとは一線を画した非日常と色気がある。新型Cクラスクーペは、大人の選択として候補に入れておきたい1台だ。

3月14日、ホワイトデーに発売された新型Cクラスクーペは、メルセデスのデザイン哲学「モダンラグジュアリー」が色濃く表現された2ドアクーペだ。ベースはもちろんCクラスセダンと共通だが、Aピラーから後方はすべてクーペ専用設計となる。

デザイン的にもっとも目を惹くのは、リアエンドへと続く伸びやかなドロッピングラインだろう。この曲線美は、フラッグシップの「Sクラス」の流れを汲んでいる。車高もセダンより25mm低く、さらに「AMGライン」の専用スタイリングをまとうことで、グッとスポーティで精悍な雰囲気とされた。

また、ややマニアックな視点だが、サイドミラーがAピラーではなく、メルセデス-AMG GTなどのスポーツカー同様にフロントドアに設置されている点も、セダンとの細かい違いだ。

インテリアはクーペ専用のAMGスポーツシートをはじめ、AMGスポーツステアリング、ブラックアッシュウッド×アルミニウムトリムなどが標準装備され、エレガントかつ上質な移動時間を演出する。

用意されるパワートレーンは、1機種のみからスタート。最高出力156ps/最大トルク250Nmを発生する1.6リッター直噴ターボと7速ATの組み合わせとなる。高出力版や頂点モデル「メルセデス-AMG C63クーペ」などは、順次追加されていくはずだ。

そして、時を同じくした3月のジュネーブ・モーターショーでは、クーペと同時開発された「カブリオレ」もワールドプレミアされた。日本導入はまだ先となりそうだが、Cクラスはこれでセダン・ステーションワゴン・クーペ・カブリオレと4つのボディタイプがすべて揃い、さらにCクラスをベースとしたSUV「新型GLC」を加えれば、そのラインナップはもはや磐石。それぞれのライフスタイルやライフステージに合った1台を選べるはずだ。

■グレードおよび価格
C 180 クーペ スポーツ=547万円
C 180 クーペ スポーツ+=585万円

(zlatan)

写真:メルセデス・ベンツ日本

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