ヘミングウェイの愛した店 ラ・ボデギータ・デル・メディオ(La Bodeguita del Medio)
IGNITE / 2016年4月5日 10時0分
アメリカとの国交正常化で益々脚光を浴びているキューバが熱い。街を行き交うクラシックカー、時代が止まったままの建築物、美しいビーチに、感動的なサンセット、そしてゆったりと流れる独特のキューバタイム。行った人の全てが好きになると言っても過言ではない魅力の詰まった国がキューバである。
どれも魅力ではあるが、もう一つ忘れてはいけない人物がいる。文豪のヘミングウェイである。彼はキューバを愛し、人生の3分の1である22年間もの間をキューバで過ごす。彼がどれほどキューバを愛していたかは、作品のあちこちに散りばめられたキューバの景色からも感じ取れるだろう。ほとんどの作品をキューバで書いたヘミングウェイ。あちこちに彼の愛した場所があるが、特にハバナでは彼が足しげく通った店がいくつかある。
その中の一つがラ・ボデギータ・デル・メディオ(La Bodeguita del Medio)である。
かの有名な 『我がモヒートはボデギータにて、我がダイキリはフロリディータにて』という言葉を残した店として有名で、世界中から多くの観光客が訪れる。各国のVIPは勿論、日本からも多くの著名人が訪れている。
その人気は店内に入れば一目瞭然。店内には多くの著名人の写真が貼られ、壁にはぎっしりとメッセージが書き込まれている。少し早い時間に来たが店は既に満席。時間の流れがゆったりとしていて混雑とは縁遠いと思っていたキューバであるが、ヘミングウェイゆかりの場所は違ったようだ。
モヒートが有名なお店であるが、料理を楽しめるのも人気の理由であろう。ボリュームある料理が多く、キューバン料理を存分に楽しめる。食事を楽しんでいるとどこからともなくミュージシャン達が店内に登場し、サルサミュージックのライブ演奏が始まった。陽気なリズムに合わせ、ヘミングウェイがハバナNo.1に選んだモヒートで喉の渇きを潤しながら、異国の料理を頂戴する。なんと贅沢な時間だろう。
存分に楽しんだ後は入口にあるバーで再びモヒートを楽しみ、再び余韻に浸る。レストランとはまた違う雰囲気がここでは楽しめるのだ。今度は多くの訪問客とサルサのリズムに合わせてモヒートを楽しむ番だ。言葉なんて要らない。
ヘミングウェイを魅了し、今でも多くの人を惹きつけるボデギータ。キューバを訪れることがあれば、ぜひこの店を訪れてほしい。古き良き雰囲気と、最高のモヒートが楽しめるから。
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