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ハイブリッドをスポーツする、最後にして特別な「CR-Z」が面白い

IGNITE / 2016年6月14日 18時0分

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いくつもの新型車がデビューする一方、時代の波に乗れずに生産終了となるクルマが毎年ある。その中には“ユニークで面白いクルマ”もあるのだが、その個性や趣味性の高さゆえに販売台数が伸びないという矛盾をそもそも抱えている。

とくに昨今は「効率化」や「選択と集中」を重視するメーカーの経営方針もあり、以前よりも見切りをつけるのが早くなる傾向だ。

今年で言えば、トヨタが「FJクルーザー」や「iQ」など実に10車種の生産終了を発表し、ホンダが「CR-Z」を年内をもって生産終了する。

そのCR-Zの“最終モデル”がなかなか興味深いのでご紹介していこう。

ホンダは6月10日、CR-Zの特別仕様車「α・Final label(ファイナル レーベル)」を発売した。

2010年2月に登場したCR-Zは“ハイブリッド×スポーツ”という新しい価値を世に問うた意欲作で、1.5リッター直4エンジンとモーターによる好燃費はもちろん、スポーティなハンドリングや当時のハイブリッドとして唯一の6速MTの採用など、ホンダらしい楽しさがあるクルマとして話題を呼んだ。

その後も毎年のように改良を重ねて熟成を図り、ブースト機能の「PLUS SPORT」という“遊び”もプラスした。今回の最終モデルは、そんなCR-Zの集大成ともいえる。

内容的にもお得感がある。最終モデル「α・Final label」には、ベースとなるグレード「α(270万円)」に以下の装備がプラスされる。

「CR-Z Final label」ロゴ刺しゅう入り・専用ブラックコンビシート(前席)
プライムスムース・ドアアームレスト(ブラック)
専用マット塗装17インチ軽量アルミホイール
「CR-Z Final label」ロゴ入りアルミ製コンソールプレート
ピアノブラック調ステアリングガーニッシュ
ナビ装着用スペシャルパッケージ
プレミアムペダル
トノカバー

また、特別色の「ブリリアントスポーティブルー・メタリック」を選ぶこともできる。価格はわずか10万円アップだから、これはなかなか“美味しい”。

また、最終モデルということで、あわよくばプレミアが付くかもしれないし、若者にとっての初めての愛車としても相応しいだろう。

ちなみに、いま選べる“ハイブリッドスポーツカー”は、CR-Zを除けば、ポルシェの「パナメーラS E-ハイブリッド(1,498万円)」やBMWの「i8(1,966万円)」といった超高額モデルしかない。

■価格
CR-Z α・Final label(CVTもしくは6MT)=280万円

(zlatan)

画像元:ホンダ技研工業

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