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新たな菓子の聖地・近江八幡の菓子舗「たねや」と「クラブハリエ」を訪ねて

IGNITE / 2016年9月30日 7時30分

新たな菓子の聖地・近江八幡の菓子舗「たねや」と「クラブハリエ」を訪ねて

関西ばかりでなく、東京近郊でもすっかり有名になった「たねや」と「クラブハリエ」。その始まりは明治5(1872)年の滋賀県近江八幡市だ。


「たねや」の名が全国で広く知られるようになったきっかけは、自分で作る最中「ふくみ天平」のヒットである。

そして「クラブハリエ」はしっとりとしていて甘さもほどよい「バウムクーヘン」がスタートだ。日本各地で流行っている「バウムクーヘン」の火付け役と言ってもいい。

JR近江八幡駅から八幡山に向かう途中に、「たねや本店」がある。ここでは和菓子だけでなく、洋菓子も取り扱っており、お持たせとして地元の人達に人気だ。

2階に喫茶コーナーがあり、階下で扱っているケーキや和菓子のセットを注文する事ができる。

ここは古い和菓子用の木型を展示しており、今では貴重になった美しさや繊細さに感嘆してしまう。

八幡山のふもと、時代劇でよく見る八幡堀を越えると、日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)に到着する。

その側にあるのが「たねや」の「日牟禮ヴィレッジ」だ。

日牟禮八幡宮に向かう参道の右手に「たねや」があり、和菓子の購入はもちろんのこと、食事も可能となっている。

参道の左手には「クラブハリエ」があり、出来たてのバウムクーヘンを頂ける。いつ行っても混んでいる、人気スポットだ。

この日牟禮ヴィレッジから八幡山をぐるりと右へ回り込むと、2015年にオープンしたばかりの「ラ・コリーナ近江八幡」がある。

広々とした景色、そして不思議な屋根の建物。これは「草屋根」というメインショップであり、世界的な建築家・藤森照信氏の設計だ。

屋根一面に草原が広がり、ところどころに出窓が並ぶ。まるで絵本の世界に出てくるような建物に、自然との調和を感じる。

内部は2階建ての店となっており、1階の半分が和菓子、半分が洋菓子。そして2階では焼きたてのバウムクーヘンを楽しめるカフェとなっていた。

和菓子のコーナーでは、目の前で「生どら焼き」を皮から焼いて作ってくれる。手早い職人さん達の技に誰もが夢中になって見とれていた。

心を満たす優しいスイーツと水と緑が豊かな近江八幡。新しい観光スポットの誕生である。

(田原昌)

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