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ハイレゾ×ワイヤレスの道を開拓するaptX HD対応プレーヤーとヘッドホン

IGNITE / 2016年11月11日 18時0分

最大でPCM 384kHz/32bit、DSD128(5.6MHz/1bit)の再生できるハイレゾプレーヤーで、直販価格は69,800円。

シャツの胸ポケットに入れられるほど小型・軽量ながら、竜頭のようなロータリーエンコーダーをボリュームインターフェースとするなど、こだわりの作り込みが見える。

内蔵メモリーは64GB。microSDを使うことで最大264GBまでの領域にハイレゾ音源を収録できる。

純正オプションのAK CD-RIPPERを使えばCDのリッピングも行える。

Wi-Fi機能もあり、CDリッピング時の曲名セットや、Groovers+、MOOV、TIDALからのハイレゾ音源ダウンロードにも対応している。

AK70とATH-DSR9BTでaptX HDのサウンドを聴くと、音場の広さに驚かされる。ヘビーなキックドラム一発の中にちりばめられるキラキラとした発泡酒のような微細音。

ホーンの余韻がどこまでも空間の中に残るような残響音。リアリティの強いボーカルには目が覚める思いもする。

従来のBluetooth環境なら真っ先にかき消されてしまうサウンドが生きている。16bitから24bitへの変化は、明らか。

音像の実像感が強く、グランドピアノも原寸大のサイズを感じ取れるトーンだ。

エネルギーバランスはフラット。ゆえにどんなジャンルの曲ともマッチする。デジタルを突き詰めるとピュアになるということを、AK70&ATH-DSR9BTは教えてくれる。

スマートフォンで音楽を聴くのが一般的となった現代だが、この組み合わせなら利便性を確保したまま、ハイクオリティなサウンドが楽しめる。

移動中に音楽を楽しみたいのであれば、一聴の価値はある。

オーディオテクニカ
アステル&ケルン(アイリバー)

(写真・文 武者良太)

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