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限りなく透明に近いイカ!漁師料理の店「せいもん払い」で玄界灘の幸を喰らう

IGNITE / 2016年12月2日 7時0分

限りなく透明に近いイカ!漁師料理の店「せいもん払い」で玄界灘の幸を喰らう

福岡で毎年11月18日(地域により15日)から20日に渡って行われる「せいもん払い」。

博多下川端の漬物商、八尋金山堂の八尋利兵衛の発案によって博多ではじまった大売出しのことで、年に一度、博多商人からお客様に日頃の感謝を込めて行う感謝祭だ。

これにあやかった年中にぎわう漁師料理の店「せいもん払い」は玄界灘や豊後水道、呼子などの新鮮な海の幸がいただけると評判の店。

中州・川端商店街にある店先に到着すると、生け簀の水槽に泳ぐイカと魚類に目が釘付け。

入店するとカウンター席が奥へと続き、すでに席が埋まっている。案内されたのは2階の座敷。

居酒屋らしく、ざわざわとした客の話し声に時折威勢のいいスタッフの声が交錯し活気あふれる雰囲気である。

店一番の人気料理は「ごまさば」。新鮮なので生でいただける。

とりあえずのビールと目当てのイカ刺しをオーダーし、メニューを拝見。

漁師料理というからにはの地場の魚介類のメニューがずらり。グランドメニュー以外にも玄界灘直送あり、北海道直送ありと心は躍らされる。

かと思うとブランド牛や鶏料理、野菜や豆腐、たまごを使った逸品など鮮魚以外もそろい踏み。

「本日のおすすめ」料理は黒板に記載される。こちらも要チェックである。

メニューの多さにも驚くが、オーダーした料理が出てくるとその新鮮さにも驚く。

イカの身の透き通り方は「限りなく透明に近いイカ」という様相。下に敷いている巻き簾の1本1本が数えられるほどだ。

すくい上げて先にほんの少し醤油を付け、噛むとパリンと皮が割れたかと思うとイカの甘みがじわーっとくる。思わず「ウマい!」

ドリンクも色々と取り揃える。福岡・九州の地酒から全国の銘酒、少量生産の限定品の特選酒、梅酒・チューハイ・サワーそれにソフトドリンクとこちらも品ぞろえが豊富。

強い方もそうでない方も美味しいご馳走とともに愉しめる居酒屋である。

早めの入店であったが、お会計を済ませて店を出ると待ち客が並んでいた。

なにしろ人気の店、遠方の方は旅行前に予約しておくことをお勧めする。

定休日は日曜日。

予約時間を過ぎるとキャンセルされるので時間厳守。

【漁師料理の店 せいもん払い】
住所:福岡県福岡市博多区川端町5-107
電話:092-281-5700

(小椚萌香)

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