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来春の大河「おんな城主・井伊直虎」で話題、国宝・彦根城を行く

IGNITE / 2016年12月1日 19時0分

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間もなく最終回を迎える、大河ドラマ「真田丸」。

来年は再び戦国時代がメインとなる「おんな城主・井伊直虎(いいなおとら)」だ。

その直虎の甥で、彼女が後見人となっていたのが井伊直政であり、彼は徳川家康のお気に入りとして、井伊家の立場を不動の物とした。

直政は1600年の関ヶ原の勲功によって佐和山城(さわやまじょう)に入ったが、元々佐和山城が石田三成の居城だったため気に入らず、琵琶湖の近くに新しい城を築こうと計画していた。

しかし1602年、関ヶ原で島津軍よって受けた銃創が原因となって死去、その計画は嫡子の井伊直継が継いだ。

そして1622年、他藩の力も借りて完成したのが、滋賀県彦根市にある彦根城である。

JR彦根駅から徒歩で約15分、彦根城の麓に辿り着く。そこからは山を登り、櫓などを抜ければ頂上に天守が鎮座している。

姫路城や当時の城ではないが名古屋城、大阪城などを見慣れた人達にとってはこぢんまりとした小さな天守に見えるだろう。

しかし、彦根城は現存12天守のひとつであり、また国宝指定を受ける5城にも含まれる重要な城だ。

別名を「金亀城(こんきじょう)」とも言い、「連郭式平山城」である。

見所はもちろん、美しい破風(はふ)。漆喰の白と瓦の黒のコントラストがなんと言っても美しい。

もちろん中にも入れるので、その造りを内部から見学してみよう。鉄筋コンクリートで再建した物とは違う、木の味わいが楽しめる。

天気が良ければ、琵琶湖に浮かぶ「竹生島(ちくぶじま)」の姿も城内から見られる。

さて、城の北東にある庭園も忘れずに立ち寄って欲しい。名を「玄宮楽々園(げんきゅうらくらくえん)」と言い、大池泉回遊式の見事な大名庭園だ。

背後にそびえる彦根城の天守が借景のひとつとなっている。

時代劇が好きな人には、なんとなく見覚えがある庭園かもしれない。なにせ背景を彦根城から姫路城に交換して「江戸城」として玄宮園で撮影がされたこともあるからだ。

彦根城は周りの景色を含めて美しい城だ。

眼下に広がる琵琶湖、伊吹山まで見えるその眺望。

四季折々の近江国(滋賀県の旧国名)を堪能できる、素晴らしい城としてお勧めしたい。

(田原昌)

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