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天空の竹田城の麓に佇む古民家再生ホテル「竹田城 城下町 EN」

IGNITE / 2016年12月30日 19時0分

写真

兵庫県朝来(あさご)市にある「竹田城」は、廃城から400年を経ても石垣がほぼそのままの状態で残る。

現存する山城としては日本屈指の規模で日本100名城にも選ばれている。

「天空の城」や「日本のマチュピチュ」などとも例えられ、全国から多くの観光客が訪問する。

雲海に浮かぶ神秘的な竹田城を映像でご覧になった方も多いのではないだろうか。

今回は竹田城の麓に400年の歴史ある老舗酒造場をホテルとして再生した「竹田城 城下町 EN(えん)」を紹介しよう。

「EN」は、「竹田城跡を訪れた観光客が昔ながらの生活に触れられる宿泊棟、地産地消のフレンチレストラン、コミュニティの場としてのカフェなどを設け、人と人との縁(えん)を結ぶ場所になってほしい」との思いから名付けられた。

明治期に建てられた古民家の味わい深い趣きを、可能な限りそのままにリノベート。

モダンな要素も取り入れ、伝統と格調とモダンが見事に融合し、懐かしく居心地のよい空間が誕生した。

部屋は和洋室が2室、ツインの洋室が2室、4月にオープンした愛犬と一緒に泊まれる別邸離れの全5室のみ。

全室に「シモンズ」製のベッドを配置し、シーツや枕カバー類は皇室御用達の高級リネンを使用。

浴場は蔵をリノベートした男女別の大浴場。薪で焚くやわらかいお湯と檜の香が漂う湯船でゆっくりと温まる。

食事は発酵蔵を改装したレストラン。太い梁、丹波たたきの土間など脈々と続いてきた酒造りの歴史が感じられる空間。

提供される料理は関西フレンチ界の重鎮・石井之悠シェフが生み出す極上の本格フレンチ。

無農薬・有機農法にこだわる地元農家の野菜や但馬・丹波・丹後の食材を使用した料理はヘルシーで自然の生命力が満ちる。

見た目も麗しいフレンチで心安らぐ和やかなひととき。

竹田城跡観光の折に訪れてみてはいかがだろう。

【竹田城 城下町 EN】
住所:兵庫県朝来市和田山町竹田字上町西側363
電話:079-674-0501
公式サイト:http://www.takedacastle.jp/

(小椚萌香)

【参考】
竹田城城下町ホテルEN – 高級旅館・高級ホテルの予約ならrelux(リラックス)

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