泊まるだけで歴史や文化を感じられる！国指定文化財の宿ランキング発表

3位　「萬翠楼福住」　外観

宿泊者からは「大変歴史的に価値のあるお宿。手入れの行き届いた建物の重厚さや室礼は素晴らしく床のかすかな軋みすら風情を感じました」との声も。

3位にランクインした1625年創業の神奈川県「萬翠楼福住」では、西洋建築と数寄屋造りが融合した擬洋風建築として旅館第一号の国の重要文化財に指定された明治時代建築の明治棟「萬翆楼」と「金泉楼」に宿泊できる。

富士山や花などが描かれた48枚の天井画が楽しめる広縁本間のある客室や、だまし絵のような模様など部屋ごとに異なる障子格子、階段の明かりが部屋をほどよく照らすように細工された螺旋階段など、明治時代の職人の技を内で愛でることができそうだ。

宿泊者からは「明治の大工さんによる様々な意匠に感心しました」「さりげなく著名人の書や絵軸が掛けられています。貴重な財産を大切に残して活かしておられることに感服です」との感想が寄せられた。

国指定文化財になる貴重な宿の数々は、宿泊することでその歴史や文化をしっかりと感じることができる。

そんなゆっくりとした時間の流れを体験してみるのもいいかもしれない。