高性能コンパクトセダン「アウディ RS3セダン」が熱い!
IGNITE / 2017年4月4日 23時0分
クルマの基本形でありながら、不遇の時を過ごしている「セダン」。しかも、全幅1,800mmに収まるサイズのセダンは、日本での扱いやすさに優れているにもかかわらず、輸入車ではアウディA3やメルセデス・ベンツCLAぐらいしか思い浮かばない。
今回ご紹介するのは、そんなコンパクトセダン界に卓越したパフォーマンスで“カツ”を入れるモデルだ。
3月下旬、アウディA3セダンのトップアスリートこと「RS3セダン」が発表された。RS3セダンは言うまでもなくA3シリーズの中でもっとも高性能であり、コンパクトセグメントの中でも世界最速の1台に数えられるモデルだ。
搭載するエンジンは、TT RSと同じく新開発の2.5リッター直5ターボ。最高出力400ps/最大トルク480Nmというパワーを自慢のクワトロを介して余すことなく路面へと伝える。
しかも、480Nmの最大トルクを1,700~5,850rpmという実に幅広い回転域で発生するため、アクセルをぐぃっと踏み込んだときの加速はもちろん、ストップ&ゴーの多い市街地でもターボラグの無いスムーズな走りが楽しめる。
また、5気筒エンジンは1-2-4-5-3の順に隣り合っているシリンダーと離れているシリンダーが交互に点火されていく仕組みになっているため、独特のリズムとサウンドが奏でられる。
そのほか、シャシーやスポーツサスペンション、ステアリング、ESCの制御プログラムなども、RS専用にチューニングされている。
内外装の仕立ては、まさに“上質スポーツ”という趣き。拡げられた前後トレッドやそれに伴って膨らんだホイールアーチ、19インチのアルミホイールなどが、スポーツモデルらしい迫力を生みだしている。
ドアを開ければ、黒と赤によるクールな内装やダイヤモンドステッチが奢られたスポーツシート、フラットボトムの専用スポーツステアリングなどが、ドライバーを高揚感とともに出迎えてくれる。
またフルデジタル式ディスプレイの「バーチャルコックピット」には“RSモード”が用意され、タコメーターを中心に、トルクやGフォースといったドライビング情報が表示される。価格は785万円。デリバリーは7月上旬にスタート予定。
(zlatan)
画像元:アウディジャパン
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