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60台限定の「BMW M4 CS」は、コンペティション以上でGTS未満

IGNITE / 2017年5月25日 7時0分

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先日ご紹介した「M4コンペティション」と頂点に君臨する「M4 GTS」とのギャップを埋めるモデルとして、「BMW M4 CS」が60台限定で発売された。

つまりこのモデルは、コンペティションよりもレーシーだが、GTSほど硬派ではないというキャラクターを持ち、性能的にも価格的にも両車のちょうど中間に位置する。

「BMW M4 CS(1,598万円)」に搭載される3リッター直6ツインパワーターボエンジンは、M4コンペティションよりも+10ps/+50Nmとなる最高出力460ps/6,250rpm、最大トルク600Nm/4,000~5,380rpmを発生する。

トランスミッションは7速 M DCT(デュアルクラッチ)が組み合わされ、0-100km/h加速はコンペティションより0.1秒速い、3.9秒をマークする。ちなみにMTの設定はない。

高められたエンジンスペックもさることながら、注目は徹底した軽量化にある。CFRP製の軽量ボンネットやエアロパーツ、ばね下重量の軽減などによって、車重はコンペティションより60kgも軽い、1580kgにまで抑えられている。

中でもDTM(独ツーリングカー選手権)で活躍するM4レーサーに倣ったホイールは、剛性を保ちながらフロントホイール約9kg/リヤホイール約10kgという軽さで、俊敏かつ切れ味鋭いフットワークを生み出している。

外装は大型リアウイングなどを装着するGTSに比べれば控えめだが、それでもアスリート然とした佇まいからは、走りだす前からパフォーマンスの高さが伝わってくる。

いずれもCFRP製となるフロントスポイラー&リアディフューザー、リアスポイラーなどは視覚的なアクセントになるとともに、トラクションや空力向上に大きく貢献する。

内装ではMストライプが施された専用バケットシートやシートベルト、専用ステアリングホイールなどを装備。アルカンターラ張りのトリムに浮かび上がる「CS」の文字も、所有欲を満たしてくれるはずだ。

(zlatan)

画像元:BMWジャパン

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