アグレッシブかつ美しい、新型「Eクラスクーペ」に思わずため息

メルセデス・ベンツが昨年のセダン・ステーションワゴンに続き、新型「Eクラスクーペ」を発売した。

アグレッシブな面構えや美しいルーフライン、エモーショナルかつ知性を感じさせるインテリア、時代の最先端を行く運転支援システムなど、その出来栄えはため息が漏れるほどだ。

新型Eクラスクーペは、オーナーの所有欲を満足させる魅力に溢れている。

まずはダイヤモンドグリルとパワードームを備えたボンネットがスポーティな一面を、高い位置を走るベルトラインとサッシュレスドアによって美しくエレガントなもうひとつの一面を強調する。

リアのLEDクリスタルランプは、後続車からの視認性を高めるだけでなく、状況によって発光量を調整して眩惑を防ぐインテリジェントな機能も備える。

インテリアの装いは基本的にはEクラスセダンなどと同様だが、エアコン送風口はクーペ専用デザイン。タービンエンジンをイメージした造形とシルバーシャドー仕上げによって、コックピットがよりスポーティな雰囲気に包まれている。また、ボディ拡大によって後席のゆとりも増している。

充実の運転支援システムは、完全自動運転がすぐそこにあることを思わせる内容だ。

緊急時の自動ブレーキや渋滞時の停止＆再発進も行うクルーズコントロール、自動補正ブレーキで車線を維持するレーンキーピングアシストはもちろん、ウインカー操作のみで自動的に車線変更するアクティブレーンチェンジングアシストなども標準装備される。

ラインアップは、184ps/300Nmの2リッター直噴ターボを搭載する「E200 クーペ」、その内外装をさらにスポーティにした「E200 クーペ スポーツ」、エンジン出力を245ps/370Nmに増した「E300 クーペ スポーツ」、そして唯一の4駆かつ3.0リッターV6直噴ツインターボを搭載する「E400 4MATIC クーペ スポーツ」の計4モデルが揃う。

■グレードおよび価格
E200 クーペ＝682万円
E200 クーペ スポーツ＝750万円
E300 クーペ スポーツ＝835万円
E400 4MATIC クーペ スポーツ＝1,037万円

（zlatan）

画像元：メルセデス・ベンツ日本