史上最強のEクラス「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+」はドリフトモード付き
IGNITE / 2017年6月4日 22時0分
「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+」……実に長ったらしい車名だが、それだけメルセデスとAMGの技術と情熱が注ぎ込まれたハイパワーかつハイテクなマシンと理解すればいいだろう。
新型メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+は、内外装やパワートレーンを刷新し、さらに新機能として「ドリフトモード付きのAMG 4MATIC+」を採用した“史上最強のEクラス”だ。
エンジンは、メルセデスAMG GTと基本設計を同じくする4.0リッターV8直噴ツインターボを搭載。先代E63から1.5リッターダウンサイジングしながらも、最高出力/最大トルクは27ps/50Nmアップの612ps/850Nmを発生する。
トランスミッションは、湿式多板クラッチを採用してダイレクト感や超速シフトチェンジを可能にした「AMGスピードシフトMCT」を組み合わせ、0-100km/h加速は先代E63より0.2秒も速い3.4秒をマークする。
ドライブモードは「C(Comfort)」「S(Sport)」「S+」「I(Individual)」に加え、サーキット走行向けの「RACE」が選べる。
また、V8直噴ターボとして初めて気筒休止システムを採用したこともトピック。Comfortモードかつ1,000~3,250回転の低負荷時に2番・3番・5番・8番のシリンダーを休止し、燃料消費とCO2排出量を削減している。
もちろん、ひとりのマイスターが1基のエンジンを最初から最後まで組み上げるAMGの哲学と伝統は健在だ。
そして、パフォーマンス志向の四駆システム「AMG 4MATIC+」では、前後トルクを50:50から0:100の範囲で最適に配分。0:100の完全後輪駆動となるドリフトモードに入れれば、獰猛な野獣のごときハイパワーマシンを思うままに振り回すことができる。
メルセデス先進の運転支援システムはもちろん全部入り。価格は1,774万円で、ステアリング位置は左右が用意される。
(zlatan)
画像元:メルセデス・ベンツ日本
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