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虫の視点で時計をデザイン?セイコーウオッチの魅力を伝えるWEBサイトオープン

IGNITE / 2017年6月12日 21時0分

虫の視点で時計をデザイン?セイコーウオッチの魅力を伝えるWEBサイトオープン

6月10日が“時の記念日”であることをご存知だろうか。

天智天皇がこの日に漏刻(水時計)で初めて時を知らせたという故事に基づき、1920年に制定された。

そんな時の尊さを思う6月10日に、セイコーウオッチ株式会社がWEBサイト「by Seiko watch design」を公開した。

「by Seiko watch design」は、デザイナー視点でセイコーウオッチのこだわりや魅力について発信するWEBサイト。

ユニークな切り口の3つのコンテンツで、つい読みたくなる内容になっている。

1つ目のコンテンツは「虫の視点で、時計をデザインする。」。

セイコーウオッチのデザインは100分の1ミリ単位で考えて設計されている。つまり“虫の視点”で細部までこだわっているということを、デザイナーの久保 進一郎(くぼ しんいちろう)氏が熱く語る。

また、久保氏が数年前にデザインを担当した、とあるグランドセイコー(SBGA211)は、ダイヤルで“雪の質感”表現したかったのだという。

降って間もないフワフワした新雪ではなく、久保氏が北陸に住んでいた幼少時代、祖父に連れられて見た風紋が刻まれた雪を再現するまでのストーリ―も実に興味深い。

2つ目のコンテンツは、「異名を持つ時計たち。」。

セイコーが手掛けてきた作品の中には、「ツナ缶」、「モンスター」、「サムライ」、「タートル」…など、作り手が知らないうちに商品名や品番とは別の「異名」で呼ばれ、使い手に愛される時計が多く存在するという。

公式に掲げていた訳でもない名称がなぜ自然発生的に浸透したのか、その理由についてデザイナーの文珠川 智(もんじゅがわ さとる)氏と岸野 琢己(きしの たくみ)氏が想像を交えて語り合う。

そして、3つ目のコンテンツは「Archive Collection Vol.1」。

セイコーが1913年に日本初の国産腕時計を生み出してから100年以上。

その長い歴史の中でデザイナーが生み出してきた、多くの独創的な時計をアーカイブとしてまとめて紹介する。

Vol.1として紹介されるのは、Arctura(アークチュラ)、Astron(アストロン)、Kinetic chronograph(キネティッククロノグラフ)、Airpro(エアプロ)、Tisse(ティセ)の5アイテム。

造形に込められた思いやイメージの源などが丁寧に解説されている。

腕時計の魅力を語ろうとすると、“歴史”や“テクノロジー”、“様式美”といった愛好家向けの内容に偏りがちだが、「by Seiko watch design」では、デザイナーならではのライトかつ遊びの効いた切り口で、これまで気付かなかったセイコーウオッチの新たな魅力を発信する。

コンテンツは今後更新されていくので、お気に入りに追加して、時々のぞいてみよう。

by Seiko watch design(https://www.seiko-design.com/)

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