春分の日から始まる西洋占星術の新年! 今年の日本はどうなる?【鏡リュウジ×石井ゆかり 春の特別対談 第1回】

インフォシーク / 2012年3月12日 11時30分

2012年3月20日 春分の日のホロスコープ[by マイスピ占星術]

卒業・入学シーズンに突入し、それぞれに切り替わり感を感じて過ごしてらっしゃるのではないでしょうか?

3月20日は春分の日。この日のホロスコープは「春分図」と呼ばれ、この1年の流れを大きく表すとされています。

そこで今回、無料会員登録で読める新月・満月の占い連載を行う、マイスピ・鏡リュウジさんとMYLOHAS・石井ゆかりさんに、世の中のこれからの動き、新年度をハッピーにすごすためのヒントを春分図を通してうかがってみました。

MYLOHASとの連動企画全5回でお送りします!

春分の日から始まる西洋占星術の新年!

■ズバリ、どんな年になりそうですか?

 鏡:春分の日のチャートでは、金星と木星がてっぺんにいます(画像※1)。これだけでも「うれしい感じ」なんですが、火星・冥王星ともグランドトラインをとっています。とりわけ金星・木星はベネフィックと呼ばれています。伝統的な占星術では「利益(ベネフィット)をもたらすもの」、吉星です。これらが位置する牡牛座って、一言でいうと「お金」とか「財」なんですよね。だから、単純な言い方をすると「日本の景気がよくなる!」っていうなのがベタな読み方なんだけど....そんな材料はいまのところないですよね(笑)!

 石井:てっぺんというのは「目指し求めていくところ」というイメージもあると思うのです。一方、太陽と水星と天王星が牡羊座でぴたっと重なっています(画像※2)。天王星は、おじいさんの話を若者が「論理的に成り立たないじゃん!」といって破壊していくようなイメージの星だと思うのですが、そのような星が固まって8ハウスにあるんですね。全体としては安定した豊かな感じを目指しているんだけれども、実質的な経済の動きは、他者との関わりの中で激しく動いていく財、という感じで、けっこういろいろありそうかな、と。

うーん、ラッキーな星の配置もありつつ、でも手放しでは喜べない感じでしょうか。「そうくるか!」みたいに意外な出来事が起こるかもしれませんね。

■「モノ」「リアル」の価値を再認識する年になる

 鏡:伝統的な占星術による回答だと8ハウスのお金って国債や借金なんですよね。そういうところになにか変化があるかもしれない。牡牛の金星って貨幣じゃない、リアル! モノ! な感じじゃないですか?

 石井:小麦の山! って感じですね。ざざざざざーみたいな(笑)

 鏡 :農業とかお金で買えないものがちゃんと重視されていくような感じがある。金にしちゃってるとか。

 石井:今お金っていうと貨幣ですけど、たとえば昔は米で納税したりしたわけですから......。

 鏡 :租庸調。

 石井:それです(笑)。そういう風に広い意味でのパワー(権力)がおかれていくのかな、という感じがします。

そういえば、お給料だって現金や現物でもらうことはめったにないですよね。金や米とか、そのものに価値があるものにパワーが戻るなんて、これはかなり新鮮かもしれません。

 ――じゃあ、貯金より畑をはじめたり、モノにお金を使った方がいい年になるのでしょうか?

 鏡:いいかどうかはわからないですけど、そうなっていく人が多いイメージがチャートにはあるっていう感じですね。

 石井 :数字に乗らない価値、数字ではかれない価値を求めていく感じでしょうか。

 鏡 :正直になっていく感じ。

石井さんは最近『ガラスの仮面』の新刊をきっかけに、コミックスを読み返したそうです。 息の長い連載で、最近は携帯電話が登場したりと、どこかちぐはぐな雰囲気もあるけれど、どうにも引き込まれてしまったそうです。

また、鏡さんが例えに出していたのが、「昔の結婚式の披露宴のお料理」のイメージ。胃にもたれそうで濃い! ステーキが噛み切れない! みたいなお料理、そういえば最近あまりみかけませんね。

オシャレでスタイリッシュなものって、隙がなくて時に疲れる気がします。これくらい、ちょっとちぐはぐな感じの方がほっとできて、あったかみを感じる。今年度はそういう感じがしっくりくるかもしれませんね。

■今年は変化を体感しにくいけれど、確実に変化していく

 石井:「成功」のイメージが変わっていくのかな、と。「所有」っていうことと「儲ける」ってこととちょっと違いますよね。儲かりそうだから手に入れたい、とかじゃなくて「所有」っていう方に重心があるチャートだなと思います。

 鏡:ブランド業界の方にお話を伺うと、驚くべきことに2~3万円のカジュアルなラインはあまり売れず、数十万から100万の単位のものがかえって売れているそうです。

 石井:不安になると食べちゃうっていうのと似てるんでしょうか(笑)五感に働きかけたいのかも。

 鏡:あとは貴金属も人気。まああとロイヤルウエディングがあったその影響もあるみたいですけど。

 石井:高価なものって有無を言わせないところがありますよね。お金を使うのは、お金の力を「見てみたい」、「それが力に変わる瞬間を見てみたい」という感じなのかも。

 鏡:たぶん、今ある貨幣ってそれを全部集めても、地球のモノと交換できない。そのことの嘘さ加減というのが、震災以降露呈してきているんだと思うんですよ。お金は今海王星的な不透明、実体のないものとして扱われていますが、もう1回金星とか木星とか実体を伴った天体に戻って来るという感じがちょっとするんです。

 石井: 去年はとてもハードな感じで、お金と「もの」の違いを体感した年でしたが、今年は意識せずに同じ方向にぐぐぐぐぐっと動いていくみたいな感じで変化がわかりにくいかな、と思います。そう動くのが自然、みたいな感覚で動くというか。

牡牛座は、偶像崇拝が良いとされていない時代に初めてマリア像を描いた聖ルカと結びつけられているそうです。また、牡牛の左目にあたる一等星アルデバランも、視力を象徴します。アセンダントのある獅子座も「目」がキーワード。可視化欲求が強く表れてくる年になるのかもしれませんね。

わたしは先日オーラ写真を撮ってもらったのですが、あれも見えないものを可視化したい! という欲求のひとつだと思います。当たっているかどうかは謎ですが。

この対談は姉妹サイトMYLOHASとの連動企画です。鏡さん×石井さんのお話はMYLOHASでもお読みいただけます。ぜひあわせてどうぞ!

(高木恵子)

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