現代人は「書く」が足りない!?

インフォシーク / 2012年9月26日 17時0分

あれ?漢字が思い出せない…

人気のスマートフォン、iPhone5がついに発売された。

行列ができたり盗難が起きたりと、やはり今回も話題に事欠かないようだ。

いまやパソコンや携帯電話などのデジタル機器は、多くの人にとって生活に欠かせないものとなっている。

そんな中、デジタル機器が普及したことによって、漢字を書く力が衰えたと感じている人が増えているという。仕事でもプライベートでも、手で文字を書く機会が減少しているためで、この傾向はますます強まっていくと予想されている。

確かにこれは、実感するところがある。

パソコンではすらすら入力している簡単な漢字でも、いざ手書きになると思い出せなくなることが多々ある。

ホワイトボードを使ってのミーティングで書記を務めるときなど、冷や汗をかくことになる。

また、アンケートなどその場で文字を書く必要があるとき、机の下でこっそり携帯を取り出して漢字を確認することも正直少なくない。

手書きでも携帯電話に頼るとは、我ながら情けなくなってくる。

しかし、パソコンや携帯電話で一発変換できたとしても、正しい漢字になっているとは限らない。

用件か?要件か?
【用件】用向きの事柄。用事。
【要件】大切な用件。必要な条件。

追求か?追及か?
【追求】どこまでも後を追いかけ求めること。
【追及】1.後から追いかけていっておいつくこと。2.責任などを、どこまでも追い責めること。
(「広辞苑第六版」岩波書店・参照)

など、間違いやすく、注意をしないと誤変換になってしまう漢字も多い。やはり漢字を頭の中に入れておくことが大切だ。

また、簡単に書き直しができるパソコンでの入力に慣れているからか、ボールペンで文字を書くときに、やけに緊張することがある。

例えば、履歴書を書くとき。

丁寧に書かないといけないし、少しでも間違えると全部を書き直さなければならない。慎重に書き進めた最後の最後、自己PR欄などの1文字を間違えてしまい、やり場のない苛立ちを抱えたことが、何回あったことか。

パソコンや携帯電話での入力に比べて、手で書くことは労力がいる。実際に、入力するよりも手で書く方が右脳と左脳を両方使い、脳は活発に動いているそうだ。

漢字力の低下を防ぐだけでなく、脳をより活性化させるためにももっと手書きの機会を増やした方がよさそうだ。

自分にしか書けない手書き文字を、もっと使っていこう。

石井 良
Ryo Ishii 1980年・東京都生まれ。コピーライター。制作プロダクションを経て独立し、良案工房を設立。広告・冊子・WEBなどのコピーや記事を書いている。真心を込めた文章で、多くの人の課題解決や夢実現の力になれるよう日々奮闘中。ロックバンドのドラマーでもあり作詞も手掛ける。憧れの甲本ヒロトに自分の書いた歌詞を歌ってもらうことが夢。MAIL:ishii@ryoankoubou.com

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