Foxconn 工場で発生した暴動を、米国メディアはどう伝えたのか【インターネットコム】

インフォシーク / 2012年9月26日 11時41分

2012年9月23日深夜に発生した暴動により操業を停止していた Foxconn の太原工場は25日、生産を再開したと発表した。当初、Foxconn は暴動は従業員同士の喧嘩が発端だったと語っていたが、その後の報道により、警備員と作業員の言い争いが暴動を引き起こしたことが明らかになった。

ここでは、今回の暴動を米国メディアがどのように伝えたのかをまとめてみたい。

■ Computerworld
同メディアは、暴動が発生したきっかけを次のように伝えている。

「取材に応じた従業員たちは、暴動の発端は警備員と従業員の言い争いだったと語った」

言い争いをはじめた従業員たちは、iPhone 5 の組み立てを学ぶため、最近太原工場に派遣された人たちだったという。

「従業員は口を揃えて、Foxconn の警備員を非難した。警備員は横暴で、従業員が規則を守らないとひどく叱りつけてきたと主張している。たとえば、禁煙区域で煙草を吸っていたとか、検問所を通過するときに ID カードを持参していなかったとか、従業員以外立ち入り禁止の場所に友人を連れて入ったような場合だ」

■ PCMag
同メディアの Stephanie Mlot 氏は、Foxconn 工場で発生した暴動はこれが初めてではないと指摘する。

「Foxconn 工場では6月にも従業員と警備員の間で衝突が起きている。成都工場の男子寮で、警備員が窃盗犯を捕まえようとしたときのことだ。何名かの従業員が、警備員を妨害した。騒ぎは次第にエスカレートして暴動となり、1,000人を超える従業員がごみ箱、椅子、ポット、空き瓶などを投げつけ、花火まで使って施設を破壊した」

■ Washington Post
同メディアは、暴動が iPhone 5 の出荷に影響を与えることはほとんどないだろうと伝えている。

「Sterne Agee のアナリスト Shaw Wu 氏は、Foxconn の太原工場が Apple 製品のコンポーネントを作っているのは確かだが、Foxconn の工場は他にもたくさんあるので、供給ラインに大きな影響がでることはないだろう、と語っている」

■ DigiTimes
同メディアは、Foxconn は iPhone 5 の出荷を間に合わせるために大きなプレッシャーを受けており、労働力の確保に苦労していたと伝えている。

「Foxconn は労働力不足を解消するため、中国内陸部へと生産拠点をシフトさせていたが、それでも工場の生産能力不足を解消できていなかった。

現在、Foxconn は、中国河南省鄭州市の工場に15万人以上の従業員を抱え、iPhone 5 の生産にあたっている。Foxconn の労働力不足を解消するため、市は同社の採用活動を手助けし、さらには雇用助成金まで出している」

関連記事
自動車の排気ガスを利用して肉を焼けるエコな調理器具「Exhaust Burger」
米国は、缶ビールやビンビールへの核爆発の影響を調査するため、核実験を実施していた―1957年の米国の実験レポート
ラジオパン、時計パン、懐中電灯パン―パンで作った電化製品シリーズ「Baked electronic products」

※この記事及び画像は、japan.internet.comより転載の許可を得て掲載しています。

インフォシーク

トピックスRSS

ランキング