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ハリガネロック大上さんと、仮面ライダー(電王、W、フォーゼ、ウィザード)について語ってみた。(1)

インフォシーク / 2012年10月16日 18時0分

仮面ライダー大好き。お笑い芸人・ハリガネロックの大上さん。

仮面ライダー大好きお笑い芸人・ハリガネロックの大上さんと、ひょんなことから友達になった。こうなったらやるしかない、仮面ライダーについて語り合う!

ライダーファン、子供を持つ親だけじゃなく、ライダーを忘れてしまった大人たちにも無差別に贈る、ハリガネロック大上さんとの仮面ライダー讃歌!

■仮面ライダーって、カッコイイだけやと思ってたのに!

昭和ライダーがリアルタイムではない大上さん。よって仮面ライダーを本格的に見始めたのは、仮面ライダー電王(2007年1月28日放映スタート)からだ。年頃になった息子さん(年頃といっても3歳だ)と、さてさて仮面ライダーを見てみようかとTVをつけると、電王の第一話がやっていた。

「‥め、めちゃめちゃオモロイ!」

電王とはライダー史上でも空前のブームを生みだし、未だ熱狂的ファンを持ち続ける伝説の仮面ライダーだ。大上さんが仮面ライダーにのめり込んだのは、よくわかる話なのだ。さて、まずは電王から聞いてみよう!

「平成の仮面ライダーや戦隊ものって、イケメン俳優使ってお母さんたちを取り込んだり、セクシー女優使ってお父さんたちも取り込んだりみたいなとこありますよね(笑)。実は僕も、そのパターン!」

あれ、あれれ…そうなの?

「白鳥百合子さんにバチーン来て、この子、可愛いなぁ! と!」

あれれ、え~っと…

「入口はそうでしたけど、電王って登場人物が全員しっかり立ってる。立っているっていうのは、キャラというか、役割というか、役者というか…これ、スゴイな、と」

あぁ、良かった。まともになってきた。

「仮面ライダーってカッコイイとこ見せるだけで、変身して敵やっつけて、ありがとうライダー! また来週~~! そんなん想像してたんですよ(笑)。でも全然違ってて、『えっ、こんな早よ変身すんの?!』『えっ、変身2回目いくんや?!』『どうなってんの?! えっ、どうなってんの?!』もうストーリーがスゴかった! 日曜朝に寝ぼけて見てると、大人でも分からん(笑)。イマジンっていう発想もスゴイ、ジョジョの奇妙な冒険のスタンドやし、やってることが単純に世界征服じゃない。電王、これはスゴイ番組や! と」

電王の脚本家は小林靖子さんだ。

「小林靖子さんの脚本って、バンバン伏線仕掛けるんですよ。蒔くだけ蒔いて。で、見てる人が『これ、なんや? これ、なんや?』思うとるのを、最後に全部回収する。そこが魅力です」

さすがである。視点が鋭い。ちなみに大上さんが電王で最も好きなキャラクターは「モモタロス」。鬼のような顔、真っ赤なビジュアル! 闘うときに「行くぜ、行くぜ、行くぜ~!」と剣を振り回す荒々しい性格ながら、常に主役を助ける頼もしい存在。

最大の魅力は登場シーンの決めゼリフ「オレ、参上!」。

その180%ポジティブな姿勢に、視聴者の気持ちがスカッとする!

「そうなんですよね、モモタロスは戦い方もまっすぐですしね! 肩に剣を担いだり、こう引きずったりしながら(笑)! スーツアクターは高岩さん。ホンマ、スゴイですよね、担当してるキャラクターめちゃくちゃ多いのに、動きが全部違いますもん!」

いや、あの方、天才かもしれないです。

「高岩さんの動き見てると、高岩さんじゃなくてホンマは主役の子、入ってんちゃう?!って(笑)。それくらい、見ていてワクワクする(笑)」

ハリガネロック大上さんがノッてきた。仮面ライダー談義は盛り上がりつつ、8月に終わったばかりの仮面ライダーフォーゼへと移行していく。

「1週くらい仮面ライダーに変身せんでもええわ!」へ

ガッケンター
1973年1月生まれ。芸術家。ライター。芸術活動のかたわら、仲間と協力してゆるゆる映画応援サイト「ガッケンターサイト」の運営や、映画監督や俳優もゲスト出演する「ガッケンターTV」(インターネット)の製作をしている。

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