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「大阪の人って、やっぱりたこ焼きにウルサいんですかぁ~?」 ~1分でわかる大阪人の言い分~

インフォシーク / 2012年11月7日 14時30分

大阪で見ず知らずのおっさんから「たこ焼きみたいや」と言われた友人。

って、なにをいうとんねん。

東京に出てきて約10年。

大阪人が東京人に会ったらとりあえず交わされるこのテの質問を、何度聞かれたことか。

このあいだも、横浜生まれ東京育ちの爽やか青年から「東京のたこ焼きって、やっぱり嫌いなんですか?」と唐突に聞かれた。「やっぱり」ってなんで弱腰なんやろうと思っていると、なんと、続けてとんでもない質問をしてきた。「何味が好きですか?」と。

東京に来てびっくりしたことは、たこ焼きに「チーズ明太味」「てりやきたまご味」「カルビ焼肉味」「じゃがバタ醤油味」などが存在し、ベーシックなたこ焼きの横で平然と肩を並べていることだ。

上京したての頃、東京生まれの友人が「これスッゲー旨いんだよ!」とオムレツ風チーズたこ焼きを買ってきてくれたとき、「こいつ、俺にボケをかましてきてるんやな」と真剣に思い「なんでやねん」と返してしまった記憶がある。

このように、もんじゃ焼きやハンバーガーやチヂミや縁日の違う屋台の物をうっかりたこ焼き機に落としてグッチャグチャにしたものをたこ焼きやと思っている人は、「東京で見かけるたこ焼きはたこ焼きじゃない」ということを、まったくわかってない。

大阪人は有名な店から友達のオカンが営む微妙な店まで、香ばしいソースの匂いにつられては食べてきた。

それに対してメジャー化させるために自由過ぎるアレンジで挑んだ東京人。

例えば新橋やったら焼鳥味、銀座やったらフォアグラソテー味、横浜やったら中華味とか、何味があってもおかしくない、ねじ曲がったたこ焼き文化は、「大阪人は個性がない」とでも思われているような気がしてならない。

だからもう、どうせやったらタコを外してくれ。ただの「焼き」として別の土俵で争ってくれ。

しかし、どないやねんと思われるかもしれないが正直にいうと明太味やてりやき味は旨い。東京のたこ焼き屋でも旨い店はいくらでもあるし(むしろ死活問題なのはお好み焼き屋)、自宅でたこ焼きを作るパーティもいまや、全国で認知されている。

だからこそ改めて伝えておきたい。

たこ焼きは甘辛いソースが立ち上ってこその、たこ焼きやということを。

「ほんま腹立ってきたわ、大阪らしいたこ焼き食いに行こ」などと思いながら、先日、休暇を利用して実家へ帰ると、新大阪駅でキティちゃんの頭にたこ焼きが乗っかり爪楊枝が突き刺さったグッズが売られていた。なんでやねん。

鹿タカシ
しかたかし ライター・コピーライター・歌い手(バンド活動休止中)。大阪生まれ。大阪芸術大学にて写真を専攻した後に上京しなぜかコピーライターとなって約10年。現在は都内広告プロダクションに勤務しながら、大阪人からみた東京、また東京在住の人からみた大阪人について研究。

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