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仮面ライダー映画は、21世紀のジャッキー映画である!

インフォシーク / 2012年12月11日 17時30分

ワイヤーアクションで、世界へ羽ばたけ、仮面ライダーたち!

映画界の、新たな時代の幕開けだ!

12月8日公開の映画「仮面ライダー×仮面ライダーウィザード&フォーゼMOVIE大戦 アルティメイタム」は、激しく見ごたえがある。またコイツ、大げさなこと書いてるよ! と言われても、かなり本気なので構わない。

例えば仮面ライダーフォーゼの5年後の感慨深いエピソードや、「あれはオーズだ!」「まさかのなでしこだ!」といったあたりは、仮面ライダーファンでないとわからないだろうが、この映画の観る者を選ばず圧倒するものが、最高峰のワイヤーアクションである。

まぁ要するに、スタントマン(又はスーツアクター、俳優)にワイヤーをひっつけ、宙に飛んだり回ったりするのだが、いつの間にここまで進化していたのか、東映さん! ワシはアンタに惚れたぜよ! その演出がまさに凄すぎるのである。

これこそが、映画界の新たな時代の到来を告げるかもしれない、と書いた部分だ。本気で書いてしまうが…日本のアクションって、もしかして世界一レベルなのではないだろうか。

かつて、アクション映画に革命を起こした人物と言えば、ジャッキー・チェン。「蛇拳」「酔拳」「プロジェクトA」「ポリスストーリー」…テーブルを挟んで闘ったりするコミカルなアクションから、6~7階の高さからグチャグチャになりながらポールを滑り降りる命がけのアクションまで。細胞単位まで鍛え抜かれているか、もしや神か、と疑うようなジャッキーのアクションに、世界中が酔いしれた。

…驚くなかれ。仮面ライダー映画、極めれば負けないくらいの凄さがあるかもしれない!

東映さんに媚びへつらう気は毛頭ない。むしろ、本気で東映さんに提言したいのである。

東映さん! ワイヤーアクションだらけの仮面ライダー映画で、世界に飛び出してくれないか!

キーマンは、坂本浩一監督だ。この方は仮面ライダーのアクションにおいて天才である。映画に散りばめられたアクションに対するチャレンジ精神、全体に漂う重厚感、そしてなぜか徹底的に美人女優の絶対領域にこだわるカメラワーク!

これらを突き詰めれば…世界中に仮面ライダー映画ブームをつくれるのではないか!

かつてジャッキー・チェンに心を奪われた者は、例えば天高くぶち抜かれたデパートの吹き抜けとか、駅構内の超特大クリスマスツリーとか、絡み合うような遊園地アトラクション遊具とかを見ると、目を細めて呟いてしまう。

「ジャッキーなら…ここでアクションするな」

メイドインジャパン仮面ライダー映画によって、世界中でこの台詞が呟かれる日は来ないのか。

「東映なら…ここで仮面ライダーを飛ばすな」

その日を夢見たい。本気である。

【バックナンバー】仮面ライダー徒然草はこちら

ガッケンター
1973年1月生まれ。芸術家。ライター。芸術活動のかたわら、仲間と協力してゆるゆる映画応援サイト「ガッケンターサイト」の運営や、映画監督や俳優もゲスト出演する「ガッケンターTV」(インターネット)の製作をしている。

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