リアル・マイケルジャクソン [Vol.21]_1996年HISTORYツアーinシドニー_初めての記念撮影! ~おっかけOL3人組とマイケルの交流実話~
インフォシーク / 2013年1月24日 17時30分
11月12日、マイケル一行はオーストラリアに到着し、約1カ月にわたり5つの都市でコンサートを行った。
その中で、EちゃんとYちゃんは、一番目の都市「シドニー」と2番目の都市「ブリスベン」へ。わたしは最後の都市「パース」からそのままフィリピンへとまわるコースを選択した。
そんなわけで、シドニーとブリスベンは2人の体験をまとめる形になるのだが、特にシドニーは、わたしにとっても衝撃的な出来事の連続だった。
なんたってマイケルは、コンサート初日に、2番目の妻となるデビー・ロウと「結婚」してしまったのだ!
「ぎゃあー!」「なんでこんな中年オバサンと!」「やめて」「嘘だといって!!」
世界中が騒然となったその日、思いきり現地に居合わせたEちゃん、Yちゃん。
その、あまりにレアな出来事を含め、2人が体験したシドニー編をまとめていこうと思う。
11月12日にシドニーに到着し、「シェラトン・オンザパーク」で大々的な歓迎セレモニーをうけたマイケル。その後、14日のコンサート初日まで、EちゃんYちゃんがマイケルに遭遇するチャンスは殆どなかった。
13日は丸一日オフだったにも関わらず、めずらしくマイケルはどこにも出かけなかったのだ。
(いま思えば、粛々と結婚準備を進めていたに違いない…)
おまけに、オーストラリアは久々の「先進国」かつ「英語圏」だったため、ファンの勢いがこれまでのアジア諸国とはまったく違う!現地のファンクラブが積極的に活動し、会長さんらしき大柄な女性はホテル前やイベント会場でもかなり目立っていた。
これまでより若干ハードルが上がったのを感じつつも、追っかけ歴は数段上のEちゃんYちゃん。徐々に調子を取り戻し、コンサート初日の14日、ついにマイケルに会うことができた。コンサートから戻ってくるマイケルを、ホテルのロビーでキャッチすることができたのだ!
殆どのファンはコンサートに行ったため、閑散としたロビーで、数人のファンがプレゼントを持って大人しく並んでいる。その中に混じって、2人はマイケルの帰りを待っていた。
しばらくして、フラッシュやライトに囲まれて、マイケルが戻ってきた!黒いジャケットに帽子、マスク姿で、コンサート帰りだけにアイメイクはバッチリだ。そんなマイケルに静かにファンが歩み寄り、順番に持っていたプレゼントを渡す。
2人はファンの列の一番最後に並び、マイケルが登っていく階段の下で手紙を握りしめていた。
だんだんと近づいてくるマイケル。もしも、気づかずにそのまま階段を登られたらどうしよう…
そのとき、マイケルの先を歩くウェインがパッとこちらを見て、「ほら、あそこに彼女たちがいるよ!」と、2人に向かってマイケルをエスコートしてくれたのだ!
目の前にやってきたマイケル。手紙!手紙を渡さなきゃ。いや、ここは手紙じゃない!「いっしょに写真が撮りたい!」と、Yちゃんは思いきってマイケルに言ってみた!
昔、誰かから聞いた、「マイケルは写真ギライ」ということば。
ずっとそれが頭にあって、長年言うことができなかったけれど、今回世界をまわってみたら、マイケルは普通にいろんな関係者や子供たちと写真を撮っている。
本当は、写真ギライなんてことはないはずだ!(たぶん!)
するとマイケルは、「OK!」とあっさり応えてくれたのだ!
周りに人がたくさんいるため、落ち着いて写真が撮れるよう、「階段の上に行こう」とマイケルが2人を誘い、そのまま踊り場へと連れていってくれた。(その様子は全世界にニュースで配信され、もちろん日本にいたわたしもその映像をみた!)
3人並んで写真を撮っていると、その様子を現地のマスコミが大勢取り囲んで撮影する。
直前に、彼らに「結婚」について質問を浴びせかけられていたマイケルは、やや「ムッ」とした様子だった。
そのとき2人は知らなかったのだが、この直後にマイケルはデビー・ロウと結婚したのだ!(のちに発表された写真にうつったマイケルは、まさにこのときの格好だった)
写真撮影のあと、マイケルは2人の手紙を受け取り、踊り場のさらに上へと階段を登っていった。
マイケルとの初の写真撮影。その記念すべき日が、マイケルの結婚式の日でもあるという、ダブルの衝撃をうけたEちゃんYちゃん。でも、写真撮影のあと、傍らにいたハミードに「グッジョブ!」と何度も褒められたことを思いだし、なんとか気を取り直した。
翌15日は、マイケル主演のショートフィルム「GHOSTS」のワールドプレミアに行き、17日はオペラハウスの前に設営された特設会場でSONY主催のイベントに参加した。
最前列でみていたEちゃんYちゃんは、かぶりつきで何枚も何枚もマイケルの写真を撮ることができた。
ちなみに、コンサートに関しては、14日と16日の両日とも行けなかった2人。急にオーストラリアに飛んだため、例によってチケットを持っていなかったのだ。
コンサート会場に行かず、ポツンとロビーに座っている2人に、マイケルの長年の付き人であるスカットが気づいて話しかけてきた。
「どうして君たちはコンサートに行かないの?」
チケットを持っていない、と話すと、彼は驚いた顔をして、「君たちはコンサートに行くべきだ!マイケルのステージを見なくちゃいけないよ」と言ってくれたのだ。これからはもっと早く言わなきゃだめだよ、とスカットは念を押した。
EちゃんYちゃんは、マイケルの側近がそんな風に思ってくれることを知り、嬉しくて涙がとまらなかった。
そして2人は、18日に次の都市、ブリスベンへと移動した。
そこでは、マイケルとの「豪華ツーショット撮影」のチャンスが待っていたのだ!
【バックナンバー】リアル・マイケルジャクソン ~おっかけOL3人組とマイケルの交流実話
[Vol.20]_1996年HISTORYツアーinバンコク_コンサート&ミリタリー撮影現場へ!
[Vol.19]_1996年HISTORYツアーinバンコク_突然の撮影会で号泣!
[Vol.18]_1996年HISTORYツアーinバンコク_3連休で急遽バンコクへ!
[Vol.17]_1996年HISTORYツアーin高雄_最前列でコンサート!そしてひと時の別れ
[Vol.16]_1996年HISTORYツアーin高雄_Yちゃん、夢のオンステージ!
コピーライター。87年来日時にマイケルのファンとなり、OL時代、同じくOLの友人とともに世界中を追いかける。96年HISTORY TOURを機に、3人は「D-PARTY」(ファミリーの意)と呼ばれ、世界各地でマイケルに会えるようになる。追悼式から3年を経て当時のエピソードを公開。
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