人生は面白い。仮面ライダーウィザード。

インフォシーク / 2013年2月5日 17時30分

第20~21話のめちゃくちゃ強い怪人は、まさかのIZAMが演じていた。

今、まさにこの記事を書き始めた矢先、階下の家のドアがパタンと開き、少年の声が聞こえた。

「オニはぁ…そとぉ… …、オニはぁ…そとぉ………」

…パタン。

…えっ、終わり?! い、今の豆まきだったのか?! なんてやる気が無い節分なんだ!

日常を送っていると、このような意外性からくる魅力や面白さが数多くある。

そういえば小学生のとき、成績優秀すこぶる真面目な女子が、実は万引き常習犯であったことが判明した。なぜか彼女はその日から、男子からモテモテになった。彼女の意外性からくる魅力に、男子全員やられてしまったのである。意外性、恐るべし。

意外性の魅力は人を選ばない。ジャン=ジャック・ルソーを知っているだろうか。1700年代に活躍したフランスの高尚な哲学者である。世界中の知識人からリスペクトされているジャン=ジャック・ルソー、実は異性に尻を叩かれると興奮する性癖の持ち主である。いやぁ、意外だなぁ…! 人間っていいなぁ…! いやぁ…色々想像しちゃうなぁ…!

意外性が生み出す魅力は、本当に素敵だ。

先日見た仮面ライダーウィザードの第21話(2月3日放映)も、意外性の連続であった。例えばウィザードには、フェニックスという悪役幹部が登場する。かなりの暴れん坊だ。しかし怪人になる以前、彼は花が好きであったという。意外である。そして彼は怪人でありながら、悩みを抱えている。これまた意外である。その悩みとは…「もっと自由になりたい」。って、おいおい、人間かよ! もう、意外すぎて愛おしいくらいだ。

そんな怪人に対して、仮面ライダーの味方であるはずの刑事・高山侑子が、ドーナツをご馳走し、まさかのアドバイスを送った。

「自分に嘘をついてくすぶってるよりマシよ」
「やれば? 自分のやりたいこと」
「今してること、何か違うって思ってるのよね」

怪人に向かって、そんなまっとうなことを伝えるとは…! こ、これは怪人と人間の恋愛?! すると怪人は海を見ながら立ち上がる。太陽の光が眩しいほどに彼を照りつけ、逆光状態のまま振り返る姿は、すこぶるカッコいい。

「そうか、そうかもな…オマエのおかげで吹っ切れたぜ!」

うわぁ、意外!怪人が人間に説得されちゃったよ?!…と思っていたら、この怪人、いきなり暴れだした!

「やりたいようにやらせてもらうぜ!!!!」

残念である…愛は伝わらなかった。怪人は好き勝手に咆哮し、その勢いに吹っ飛びアスファルトに這いつくばる高山侑子。なんだったんだ…ドーナツは…。

第21話の仮面ライダーウィザードは、意外な展開を繰り返しながら次週に向かうこととなった。やはり意外性がたくさんあることこそが、物語も人生も面白くするようである。

毎日がつまらないと感じることもある。そんなときは、周囲の小さな意外性を見つけるといいのかもしれない。仮面ライダーウィザードを見ていた私は、意外性について色々と考え、つくづく思ったのである。

やっぱり人生は、意外と面白いようである。

【バックナンバー】仮面ライダー徒然草はこちら

ガッケンター
1973年1月生まれ。芸術家。ライター。芸術活動のかたわら、仲間と協力してゆるゆる映画応援サイト「ガッケンターサイト」の運営や、映画監督や俳優もゲスト出演する「ガッケンターTV」(インターネット)の製作をしている。

インフォシーク

トピックスRSS

ランキング