どんぐりと松ぼっくり？！仮面ライダー鎧武！

インフォシーク / 2013年11月12日 17時30分

オレたちはフルーツなのか！どうなのだ！第5話に出てきた、仮面ライダー黒影（左）と仮面ライダーグリドン（右）。

世の中には「えっ、そうだったの?!」ということがたくさんある。

超演技派の永作博美や満島ひかりが元・アイドルと聞いて驚いたし、名優・役所広司が元公務員と聞いてやっぱり驚いた。アニメソングのアニキ・水木一郎が2代目うたのおにいさんだったと聞いて驚愕したし、蛭子能収が元ダスキンの営業マンだったと聞いたときはさすがにホラ話かと思った。

「過去と他人は変えられないが未来と自分は変えられる」。そんな名言があったが、人生を切り拓いている姿そのものなのかもしれない。

11月10日（日）、仮面ライダー鎧武第5話を見ながら「えっ、そうだったの?!」と驚いたことがあった。

そもそも10月から放映されている仮面ライダー鎧武は、フルーツをモチーフにしたライダーが毎話出てくるのが大きな特徴だ。

第1話ではオレンジライダー！
第2話はパイナップルライダー！
第3話はバナナライダー！
第4話はメロンライダー＆ブドウライダー！

そして11月10日放映の第5話！

どんぐりライダーと松ぼっくりライダー！

…えっ?!

どんぐりと松ぼっくり？ …って…フルーツだったんだ?!

ここである！これは全国の視聴者も気になったところだと思う。ジューシー感がまるでないどんぐりと松ぼっくり…果実だっけ?!

そこで少し調べてみた。

2013年11月11日現在のウィキペディアによると、どんぐりは「果実」と書いてある。あ、本当にそうなんだ。知らなかった。そして、松ぼっくりにはこう書いてある。

「果実のようなもの。」

…のようなもの…?!

なんなんだ…この曖昧さは!!!

果実のようなものであるなら、松ぼっくりライダーは…仮面ライダーのようなもの…になってしまうではないか！

気になった私は颯爽と（そうでもなかったけど…）図書館へ行き、勉強中の小学生たちに紛れながら植物図鑑3冊と子供向け百科事典1冊をひろげて、「どんぐり、どんぐり…松ぼっくり、松ぼっくり…」と調べたのである。

なるほど、どんぐりは確かに果実であった！全資料で意見が一致。さて、松ぼっくりは…こちらは、資料によって多少説明が違うようだ。簡単に言うと、ふたつの書き方が存在する。

「球果」と「果実（球果）」。

どうも果実という言葉には広義的意味合いと狭義的意味合いがあるようだ。結局は曖昧なのかもしれないし、もしかしたらどうだっていいのかもしれない。ってことは、やっぱり…

ドングリ＝果実！
松ぼっくり＝果実のようなもの！

ドングリライダー＝仮面ライダー！
松ぼっくりライダー＝仮面ライダーのようなもの！

…た、正しいのかな…？！

そんなことを調べているうちに、さらに気になることを発見してしまった。実は意外なものが、まだまだ果実として定義づけられていたのだ！

「タンポポ」「大豆」「稲」「小麦」…！

かなり驚いた。もしかしたら仮面ライダー鎧武に出てくるかもしれない！

タンポポモチーフの…春のそよ風ライダー！

大豆モチーフの…筋肉隆々プロテインライダー！

稲モチーフの…おなかいっぱい白飯ライダー！

小麦モチーフの…食パンライダー!

…アンパンマンのキャラクターのようになってしまった。

はたして仮面ライダー鎧武は、どこまでフルーツライダーを増やすのだろうか?! そして、今はオレンジライダーとバナナライダーとブドウライダーが殴りあって、ただの勢力争いを繰り広げているが、彼ら仮面ライダーたちの本当の敵はいったい誰なのか?!

第5話では、内容にも徐々に深みが生まれ始めていた。ブドウライダーは、レールに敷かれた人生から飛び出すために、そして憧れの女性に振り向いてもらうために仮面ライダーになったと告白し、一度惨敗し仮面ライダーを放棄した主人公が、「俺にしかできないことをやり遂げるための力。俺は、そいつを引き受ける！」ともう一度仮面ライダーになる決心をし、「誰かを励まし、勇気を与える力、それが本当の強さだ！」と叫びながら闘うのだ。

過去と他人は変えられないが未来と自分は変えられる！

どうなっていくのか、仮面ライダー鎧武！楽しみである。ちなみに来週登場する仮面ライダーは、フルーツの王様そして悪魔の果実と言われる「ドリアンライダー」だ！

…臭いのかな…。

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