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仮面ライダー映画は世界を席巻しないのか?! 仮面ライダー鎧武/ガイム & ウィザード!

インフォシーク / 2013年12月17日 17時30分

映画では、仮面ライダー鎧武とウィザードが合体する。このイラストが合体シーンだ!

映画『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』を観に行ったのである!

今回の仮面ライダー映画は、以前記事にした小学生休みの法則どおり、冬休みバージョン = 前・仮面ライダー & 現・仮面ライダーの競演だ!

…と、その前に…本編が始まる直前の、近日公開映画の予告編の話をしてしまうのである。なぜなら、18歳の頃からの友人が監督している、実写版「魔女の宅急便」の予告編も登場したからなのだ!

Youtubeで何度も見ていたが、大きなスクリーンで見ると感じる世界がまるで違う! 映画って本当に良いな…と思う瞬間である。

そういえば彼はホラー映画出身なので、今回も「黒魔女の宅急便」というオリジナルホラー作品と思っていた人が一部いたようだ。ここできちんと書いておくが、児童文学を原作としたれっきとした「魔女の宅急便」である! …そのはずだ…たぶん…い、いやいやいやいや、間違いないのである! 児童文学が原作である!(あんまりふざけると本人に怒られるので、このへんでやめますね)

とにかく映画は大スクリーン! がんばれ、友よ、あぁ、映画っていいな、なのである。

そして魔女の宅急便は、仮面ライダーと同じ東映製作なのである! さてさて、その映画っていいなの仮面ライダー映画! 今回は前・仮面ライダー、懐かしの仮面ライダーウィザードが登場する

ネタばれしないように気をつけて書くが、映画の前半は、仮面ライダーウィザードを観ていた人には、かなり懐かしい世界だ。ウィザードの実質の最終回の流れを受けながら、消えてしまったヒロインのコヨミが再び登場し、2号ライダーの仁藤はあいかわらずの男前っぷり刑事のリンコちゃんも、瞬平も登場して、ついでに仮面ライダーメイジの3名も登場する!

テーマが重ためのところも含めて、嬉しくなるほど懐かしかった。外国の海辺のシーンが…ちょっと、ほんのちょ~っとだけ…日本の海辺に似ているかな…なんて気がするかもしれないが、そんなことは気にしなくていいのだ!

そして映画の後半は、いよいよ10月から放映が開始されている仮面ライダー鎧武のストーリーだ! こちらはテレビの流れを汲まず、映画独自の世界観でどうだどうだ! とスクリーンから迫ってくる!

後半のストーリー、果たしてどうなるのか?! …と、ここで事件が起こった。私が観ていた映画館の後ろの席が、どうもうるさくなってきたのである。

振り返ると、小学生高学年たちが映画と関係ない話で笑っていたのだ。きっと同級生と大人びたお出掛けをしていることに興奮したのだろう。その気持ちは、よくわかる。私も小学生のとき、友人とショーコスギの忍者映画を観に行ったとき、とても嬉しかった。…しかし、うるさい…。映画館には、彼らよりもチビッ子が多くいて、チビッ子たちは必死に観ているのである。チビッ子は、仮面ライダー映画を心から楽しみにしていたのだ!

小学生! オマエらがチビッ子たちの見本にならなくてどうする! いや、オマエらの気持ちがわからんでもない…などと考えながら、結局。

私は立ちあがり、小学生高学年どもの前に立って叱りつけたのだった。

…トホホ…である。

おかげで後半の大事なところが観られなかった。席に戻ると、いつの間にか最後の大激闘になっていたのである。

「あぁ、最近のCGって、すごいなぁ…」

もはやそんな感想しか持てない。残念でならなかった。

映画を観るマナーが問われるところである! が、それはあえて置いておいて、彼らはなぜ、映画と関係ない話で笑い始めてしまったのか。そこを考えてみた。

理由(1) 「そもそもウィザードの部分だけ観にきた」

理由(2) 「知識的に、戦国時代のことをよく知らなかった」

実は後半のストーリーは、信長が出てきたり、家康が出てきたりと、基本的に戦国時代の話だ。もしもこれが理由なら…な、情けないぞ! もっと勉強せい!

理由(3) 「毎回、過去の仮面ライダーがいっぱい出てくる展開に、やや慣れてしまった」

最近の仮面ライダー映画は、過去の仮面ライダーがたくさん出てくる。カッコいいし、懐かしい。映画ならではの特典映像がてんこもり! というわけなのだ。

ただ、特典も慣れてくるとありがたみが薄れていく。インセンティブをもらいすぎている者が、どんどん感動を忘れていくことと近いのか。無いとは言えないかもしれない。

私は(以前から何度も記事に書いているように)いつか日本のヒーロー映画が世界を感動させてほしい、と願っている。

映画のせいとはまるで思っていない。本当である。ただ、それでも…今回の出来事は、映画の力を信じる者として、なんだか残念な出来事であった。

日本のヒーローよ、世界を目指せ! そして、世界中に感動を!

【バックナンバー】仮面ライダー徒然草はこちら

ガッケンター
1973年1月生まれ。芸術家。ライター。MC。芸術活動のかたわら、仲間と協力してゆるゆる映画応援サイト「ガッケンターサイト」の運営や、映画監督や俳優もゲスト出演する「ガッケンターTV」(インターネット)の製作、映画の宣伝などをしている。

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